徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

タイヤ考

昨年末にオークションで07年YBR125事故車の前後ホイールを、ほぼスリック状態にまで摩耗したタイヤ付きで購入した。
前後で4000円程度と安かったのが唯一の理由と思われる衝動買いだが、何の目的で買ったのか我ながら理解に苦しむ。

商魂たくましいオークション出品者の商品紹介画像では全く確認出来なかったのだが、前ホイールには転倒時及び部品取り時についたと思われる細かい塗装剥げが数カ所あり、その上リム片側はほぼ全周にわたって浅く削れていてかなり目立つ。
このまま使用する気にはなれない状態である。

そのうちよほど気が向いたら、手持ちのアーク溶接機に細めのアルミ溶接棒を使って削れた部分を肉盛り成型し、ついでに塗装も全剥離して車体と同色のブルーにでも塗り替えてみようかなどど考えているがいつになるやら定かではない。

それにしても事故車リアタイヤの摩耗状態を見るにつけ、このホイールが装着されていた07年式YBR125が廃車に至った原因の一端は、限界まで摩耗したタイヤを使い続けたせいに違いないと確信している。

タイヤ代を節約したせいで本体をおしゃかにしては元も子もないので、スリップサインの定期的なチェックとタイヤ交換を推奨したい。

右が07年YBR125事故車のリアタイヤ
並べて比較すると先日交換した左側のタイヤはもうしばらく使えそうに見える。
法定速度が30キロまでの原付一種なら繊維部分が出る位まで使ってもたいした実害はないが、新品時に比べパンクの可能性は大幅に増大する。

傷だらけのフロントホイールその①

傷だらけのフロントホイールその②

傷だらけのフロントホイールその③

事故後荒く取り外されたせいか、管理状態が悪かったのかリアホイールのダンパー周辺も塗装が剥げている。