徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

岡山県周遊その1 (宇野港〜旭川ダム〜国玉神社)

先週辺りからGoogle Mapを眺めながら漠然と考えていた
以下のツーリングプランを実行するべく、とりあえず天気予報をチェック。

高松港から宇野港岡山市内〜国道53号から県道30号線で旭川を遡り、旭川湖とダム見物〜美作落合から国道313号線で真庭市北房町の古墳巡り〜巨瀬町、津川町を経由して国道180号線に出て高梁川成羽川高梁川沿いに走り、国道486号線(旧山陽道)で真備町まきび公園と記念館を見物〜国道184号で尾道市内に入り、
食べログで見つけた尾道ラーメンの有名店の一つである東珍康で食事〜しまなみ海道今治に渡り国道196号〜国道11号で帰宅…という予定走行距離500キロ前後の結構な強行プランである。

朝のTVニュースによれば、岡山県南部地方の降水確率は午前中50%、午後から20%というものだったが、
午後から20%なら思い切って渡ってしまえということで宇野港行きのフェリーに乗るため高松港に向かう。

ちょうど9時10分発の四国フェリーの乗船が始まったところだったので券を買ってすぐYBRで乗り込んだ。
折よく平日キャンペーン実施中とのことで、原付二種は搭乗者含めてたったの1000円である。
ちなみに普通乗用車でも乗車人数に関係なく2700円ぽっきり。これは癖になりそうな予感がする。


YBRは最前列左の壁際に駐車。
この日の瀬戸内海は波もなく穏やかったせいか、細いロープ一本をタンデムグリップに緩く巻き、言い訳程度に壁面の手すりに結んだだけ。

出航するとまもなく進行方向右手に見える鬼ヶ島(女木島)。
女木島

客室に人はまばらだが車両甲板はトラックで満杯である。

渋滞車の排気ガスによる軽い頭痛に見舞われながら、
岡山市内を抜け国道53号線〜県道30号線を旭川沿いに遡ると旭川ダムより1キロほど下流に堰がある。
道路から見て2つ目の水門のみが僅かに開放され水煙が上がっていた。

旭川ダム。治水、灌漑、発電等複数の目的を持つ高さ45メートルの重力式コンクリートダムであり、旭川水系では湯原温泉郷近くの湯原ダムに次ぐ規模である。

第一発電所付近に咲いていたタンポポ

第一発電所施設。

県道30号線の林道小谷線との分岐に立つ看板

県道30号線沿いにある国玉神社。
シーボルトの弟子であった石井宗謙生誕の地の石碑と
観光客向けの案内看板がある。
産科医としての技術と知識を教えるため預かっていた
恩師シーボルトの娘イネ(のちに日本初の産科女医となる楠本イネ)に手をつけ、娘タダ(のちに高子と改名)を産ませたせいで、シーボルト時代の同窓からは破門同然の制裁を受けていたとの説がある。