キャブレターの分解清掃その2
キャブレター本体の不調による分解ではないが、ついでなので泡タイプのキャブクリーナーをノズルを使ってすべての穴に吹き込む。
しばらく放置したあと、穴の内部に残った汚れを抱き込んだクリーナー液をエアガンで吹き飛ばす。
エアーの通りが悪く感じた通路は、荷札の針金を用いて掃除することになるが、今回は必要ない。
埃や繊維が付着するのを避けるため、基本的にキャブレターの清掃には布やウエス類は使用しない。
ダイヤフラムにもクリーナーを吹きつけて汚れを落とす
組み付ける際は方向に注意
まだまだ充分弾力があるので各部のOリングは再使用する
さて、チョークレバーを取り付けて終わりと思ったら、ガレージにあったロックタイトの中身が空だった。
やむなく最寄りのホームセンターまで、ジョグポシェで往復40分を費やしてゆるみ止め剤を買いに行く。
これは今回初めて使うが、コニシの製品なら大丈夫だろう。
ゆるみ止め剤は空気遮断によって固着するので、ネジ穴にボルトを入れて締め込まない限り固まることはない。
これにて組み立て完了。
締め込みトルクが必要な場面では、板ラチェットに+ドライバーのビットをセットして使うと、ドライバーより楽に締め込めるが締め過ぎには注意が必要だ。