今治付近その2
来島海峡展望館をあとにして、県道161号を行き止まり標識を無視して海に向かって下ると、進路を塞ぐガードレールに突き当たる。二重のガードレールで遮られた向こうは道路がいきなり寸断され、路面より3mほど下に海岸の砂浜が見える。
ガードレールの左前方に見える鳥居と岩の上に祀られた社。
左前方に新来島どっくのクレーン群が見える。
ガードレール手前の路肩には、無残にフレームの折れたバイクが転がっている。フロントフォークやリムには衝撃を受けた形跡が見当たらないので、風化による断裂か。
1979〜82年頃まで製造されていたYAMAHAタウニー。
広島県の防犯登録証が確認出来る。
ガードレールをまたいで砂浜を見下ろすと、眼下に恐竜化石とみまがうほどに朽ち果てたYAMAHAパッソルと思われるバイクの残骸を発見。
持ち主の不法投棄によるものか、盗難による乗り捨ての結果か今となっては判りようもないが、ここまで風化の進んだ車体は滅多に見られない。
この場所を定点観察地点とすることに決めた。