出かけなくてよい自由
いよいよお盆の帰省シーズンになり、自宅近くの国道でも家族と荷物を満載した県外ナンバーのワンボックスカーを数多く見かけるようになってきた。
「他人が動くときには極力動かない」をモットーにしているので、毎年お盆期間中は自宅で寝転がって本を読んだり、炎天下の甲子園で行われている夏の高校野球大会をTVで見ながら過ごすことが多い。今年は自転車で行ける距離に食品スーパーが出来たお陰で、家族がどこへ遊びに行っても全く困らなくなり、怠惰な自宅待機を存分に満喫出来る環境が万全に整ったお盆休みなのだ。
毎年、休みもいよいよ残り少なくなった頃、午前中からビールを飲んでゴロゴロする生活にもさすがに飽きてきて、誰もいないような山奥にぶらっと出かけたりしているうちに、そろそろ働いてもいいような気分になっているという具合である。
今年も「どこへも出かけなくてよい自由」を堪能したいものだ。