徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

町見中学校跡

伊方町二見の国道197号沿いにある町見中学校跡に立つ記念石碑
平成10年に廃校となり伊方中学校に統合された

過疎が進んでいるのだろう
20分ほどの滞在時間中誰にも会わずクルマの通過もなかった

正門奥に見える「立志」のモニュメント
昭和40年度の卒業生によるもの

町見中学校  校歌

作詞  井上生太郎
作曲  清家嘉寿恵

一、
宇和の海原  潮うつ
磯の香高き  学び舎に
久遠の真理  求めつつ
自由の旗の  もとにたつ
町中生徒ぞ  いざわれら

ニ、
若きは叫ぶ  青空に
契りは固く   師と共に
至善の道を  開きつつ
正義の旗の  もとにたつ
町中生徒ぞ  いざわれら

三、
伊方の峰の  映える陽に
垂乳根偲び  ふるさとを
慕い集いて  今日もまた
四隣の旗の  もとにたつ
町中生徒ぞ  いざわれら

昭和三十一年二月八日制定

天災や原発事故の心配さえなければ羨ましいロケーションの学校だ。
正門から5m先はまばゆく輝く海が拡がっている

記念石碑と向い合う位置に設置された四国電力のモニタリングポスト(放射線量計)
単位はnGy/h(ナノグレイ)で標示されている
この場所は九町越の伊方原発から直線距離で3kmもない位置にある

町見中学校正門から道路を隔てた左隣にある二宮神社

境内は綺麗に掃除され拝殿には注連縄と門松が飾られていた

二宮神社鳥居から対岸の九町方面を望む

197号線を三崎方面に向かって走ると佐田岬半島髄一の砂浜を誇る川之浜海水浴場が見えてくる

夏は海水浴客でごった返すであろう砂浜も今は静まり返っている