徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kが徘徊中

室戸岬と国道193号線その9

那賀川を左に見ながら国道195号との複線区間の二車線道路を快走する。数カ所の暗いトンネルを通過し片側交互通行の出合トンネルを抜けて左折する。
坂州木頭川沿いの快適な広い道を県道295号との分岐まで進む。
193号方面に右折すると道路左手から岩壁が覆いかぶさってくるような狭い山道に入る。

右手に見える渓谷に沿って単線の狭路を登ると左ヘアピンの手前に見事な景観が現れる。

大轟(おおとどろ)の滝

遊歩道入口付近の斜面にバイクを駐車。
路肩にクルマの駐車は不可能だが、ヘアピンカーブを曲がりきった左手に辛うじてクルマ2台が駐車可能なスペースがある。

【立て看板より】
この工事は平成15年度快適観光地づくり事業(魅力度アップ事業)により遊歩道整備工事を実施されました。 木沢村

遊歩道の整備工事から2年後、郡内他町村との合併により「木沢村」の名は消滅した

酷道193号」を象徴する素掘りのトンネル
トンネル内でのクルマの離合は不可能だ

トンネルを抜けるとすぐ左手に見える「大釜の滝」看板

【案内看板より】

この滝は、落差20m、淵の深さが約15mあり多くの伝説が残されている。中でも釜の形をしている滝壺の底には大蛇が済むという話が今に伝えられている。 木沢村

滝壺付近まで下りられる鉄製タラップと遊歩道があるが、決して近くはない距離を往復した場合の疲労を考慮し今回は割愛

「大釜の滝」の看板付近から見た素掘りトンネル

頭上を見上がると切り立った崖が道路に覆いかぶさっている

夕暮れが近いのでペースを上げて走る
ようやく剣山スーパー林道との分岐に到着

平成24年4月25日現在のスーパー林道付近の道路状況

林道との分岐から15分ほど走って雲早(くもそう)トンネルに到着。
通り抜けたあと神山町側からトンネルを撮影するが銘板が写っていない。

トンネル出口に立つ「土須峠」の標識。隣には神山町の案内看板が見える

トンネル付近に立つ記念石碑

【記念石碑より】

関連林道木沢神山線完成記念

この林道は、高知営林局が森林開発公団に委託し、昭和三十七年七月着工、総延長一一、ニ九〇米、総工費二億一千●●万円の巨費を投じ、幾多の困難を克服してこの程完成したものである。

本路線は、往古より土須峠を越える狭あいな歩道により木沢、神山両町村を結ぶ経済交流の主要路として長い歴史を有していたもので、是が車道の開通は、関係住民多年の念願であり、木沢と徳島を最短距離で結ぶ道路として、更には海南町より香川県高松市に通じる四国横断道路の中心路線であり、この開通の意味するところは、両地域の無尽蔵の森林資源の開発をはじめ、産業、交通文化の向上、観光資源の開発等、その果す役割は実に大なるものがある。

ここに、本線の開通を祝し、併せて、特にご尽力いただいた関係各位、及び直接間接に協力を賜った方々に対し、両町村民と共に永くその功績を頌え、感謝の意を表し、この記念碑を建立するものである。

昭和四十二年三月
木沢神山線開発促進期成同盟会
木沢村長  東山正胤
神山町長  松本千一

※●●は雑草が邪魔して画像から文字を判読できず

土須峠からは神山町に入る。
二車線道路に出るまでもほぼ全線で離合可能な道幅の下りコースを快適に飛ばす。GW前なので対向車はほぼ皆無。
日暮れ前に山川町前川の瀬詰交差点に到着。
交差点右手のセルフスタンドで給油後、国道192号線で帰宅の途に就いた。

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