愛宕山桜公園
大山遊歩道からさらに四国中央市側に進むと右手に愛宕山桜公園入口の看板がある。
大型車だと切り返しに苦労しそうな曲がりくねったコンクリート舗装の狭路を登ると「愛宕山桜公園」の石碑が見えてきた
広場中央には鉄製の展望台がある。
畳四畳半ほどの大きさのスペースがあるが、タラップが取り外されているため登れない。
大谷山遊歩道と同じく切山自治会の文字が刻まれた御影石のベンチ
祠が祀られている
【石碑裏の碑銘より】
石鉄山大山神の由来
ここは愛宕山ともいわれ、この山の頂に古来より山の神として雷(いかづち)の神がまつられ愛宕社と呼ばれていた。この神は火を守ると伝えられ、山火事なのど災難が起こらないように山の安全を祈願したといわれる。祭りは旧暦の六月十五日に神前で火を焚いて行われていた。
平成十二年西暦(ニ〇〇〇年)三月吉日
切山平家遺跡保存会建立
頂上付近から瀬戸内側を望む
右手に煮干しいわし(四国と周辺地方ではイリコと呼ぶ)の産地として有名な伊吹島が、左手には無人島の股島が見える
四国中央市(旧川之江市)の市街を一望する
昼夜を問わず煙を吐き出す大王製紙の巨大な煙突が見える
市内に漂う製紙会社特有の臭いはここまで届かないが、風向きによっては眼下に点在する養鶏場からの臭気が漂ってくる