徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

マイミクスチャーズ

仕事の忙しさにかまけてブログを休止していた頃、使用中のエンジンオイルに不満を感じてきていた。

YAMALUBE Sports 10W-40(ヤマルーブスポーツ)からガルフブレイズ(Gulf BLAZE 10-40)に切り替えた直後の2,000kmほどの間にはほどんど変化を感じられなかったが、次にオイル交換した辺りからエンジン音がややがさつに感じられるようになり、次回交換以後は、走行1,000kmを超えた辺りから発進時にローからセカンドに入りにくくなる現象が頻出した。

ペール缶のガルフブレイズは過走行の軽トラ用としても使っているので、残量はかれこれ10L程度しかない。YBR用としては使うのを止めてヤマルーブスポーツに戻せば一件落着だがそれでは面白くない。

使用開始直後から違和感を感じたのであれば即刻使用を差し止めるところだが、初めてガルフブレイズを投入後2,000kmを超える辺りまでは何の不満もなかった。
もしかすると、初回のガルフブレイズ投入時にエンジン内に残っていた約250mlのヤマルーブスポーツが影響していたのかもと考え、ガルフブレイズとヤマルーブスポーツをミックスして使用してみることにした。ここ数回のオイル交換は、ヤマルーブスポーツ500mlに対しガルフブレイズ450mlを計量し混ぜて使っているが走行距離2,000辺りまではシフト時の不快感をさほど感じていない。

全開走行が前提のサーキット等で使用するなら、違う銘柄同士のオイルを適当にミックスするなど論外だろうが、一般的な運用状況であれば致命的な問題が発生したことはまだない。
今回のオイルは共にJASO MA規格なのでクラッチが滑る心配はないし、混合比率を少しづつ変えて変化をみるのも面白い。
ヤマルーブスポーツの単独使用時には、交換直後がベストで非常になめらかなフィーリングだが走行距離2.000kmを超えた辺りから急激にオイルの劣化を感じるようになる。
ミックスオイルの場合、交換直後のフィーリングはヤマルーブ単独使用時に比べればややガサツさが感じられるものの、要交換を感じるまでの寿命が単独使用時より500〜1,000kmほど延びたような気がしている。 

半端な量ずつ残ったオイルの有効利用として数種類の同規格オイルを混ぜ、なんちゃってブレンド(My Mixtures)を開発するのも一興だ。
万一?好調だった場合に備え、同様のブレンドを再現出来るように混合比率をメモしておくと楽しめる。
というわけで、このブレンドでの使用をもうしばらく続けてみるつもりだ。
ちなみに、一例として粘度の違う10W-50と0W-20を同量混ぜると5W-35粘度のオイルが出来上がるが、クラッチ滑り等の問題が発生する場合があるので、オイルはJASO MA規格のもの同士にした方が無難だろう。