必要は発明の母?
アイディアその1
今回のメンテナンスではKTCのタイヤレバーが活躍した。
画像左のMCOL-260の形状はフロントフォークのオイルシールプーラーとして最適だ。先端がやや尖っている右の汎用品を用いる場合、オイルシールハウジングとの接触面積が少ないせいで滑りやすい上、アウターチューブのはめ合い部に尖った先端で深刻な削り傷をつけるおそれがある。
支点になる部分に厚めのウエスをかませ、レバー先端がアウターチューブのはめ合い部分に接触しないようにセット。
力を加減しながらオイルシールの浮き上がり具合を確認しつつ90度ずつ移動しながら力をかけるとさほど苦労なく抜くことができる。