大洲市豊茂の生御院
紅葉見物を兼ねた試運転のつもりで12月下旬並みの寒風の中、国道11号〜56号〜197号線をひた走り愛媛県八幡浜市へ。
途中大洲市から旧国道197号の夜昼峠を通って数カ所の紅葉を撮影したが、カメラの誤設定のせいか色合いが悪くすべてボツ。
八幡浜市内で遅めの昼食後、保内町方面に回り県道28号経由で大洲市長浜へ。
県道28号線沿いの長浜町穂積付近で見つけた道路標識。
今通過してきた金山出石寺も大洲市豊茂にある
かなり急な登りだが目的地まで40m程度なら登ってみることにする
【道路脇に立っていた案内看板より】
生御院(いきぎょいん)の由来
亨保十七年(1732年)、安永六年(1777年)、天明三〜八年(1783〜1788年)にかけて天災害で、下土屋村の危機を感じた猪ノ尾の百姓出川(いでかわ)戒エ門が、我が身を神仏に願をかけ、石の御堂を作り生御院と命名し、食を断ち鉦の音と共に唱え始めた。そして、鉦の音が聞こえなくなったのが、天明八年(1788年)六月五日であった。
明治二十一年(1888年)には、戒エ門の百回忌法要が行われ、地区の安全を祈願した地蔵も作られた。
また、戒エ門の他に多数の人々がこの地に眠っていると伝えられている。