徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

作業継続中

前回の補修塗装から1年半経過後のスイングアーム。
今回も補修塗装のため脱脂洗剤で洗浄。

前回と異なり錆びている箇所はないが、飛び石による直径2mm程度の塗装ハゲが湾曲部の中央付近に集中してできている。

400番のナイロン不織布(いつもは住友3Mのスコッチブライトを使っているが今回は出先のホームセンターで入手したUNIVEXシートなる類似品)で塗装がハゲた部分を集中的に磨いたあとブラック色(前回同様シャーシブラックではないごく一般的なアクリルのスプレー塗料)で再塗装。目立たない部分なのでプライマー等は省略した。

ピボットシャフトが入るスリーブやカラーのサビを同じく400番のナイロン不織布で軽く磨いてサビを落とす。
前回のモリブデングリスに代えてシリコングリスを豪勢に塗り付けたカラーをスイングアームのスリーブに挿入

スイングアームと念入りに清掃したリアサスペンションを車体に取り付け、ブレーキシュープレートとクラッチハブを組み込んだリアホイールを取り付ける。
どうもホイールダンパーに差し込んだクラッチハブのガタが大きいようなのでホイールから取り外して点検。
その結果、中華ゴムの劣化が進んで嵌め込み部分が拡大しており亀裂も見つかったので4個共新品に交換した。

ダンパーの寿命は3年or30,000kmというところか

クラッチハブを取り外したついでに新車時から無交換のリアスプロケットを点検する。
クラッチハブにスプロケットをセットするボルトは回り止めワッシャーが効いていて外れる心配はなかったが、指でボルトの頭を揺すってみると4本共に僅かに動く。
ボルトの頭を固定する回り止めワッシャーで緩みが留まっている状態だった。
一旦締付けたセットボルトが緩んだ経験はないので構造的に緩みやすいのかもしれない。
セットボルトが締め込まれるクラッチハブ裏の角型ナットのネジ部分にゆるみ止めを塗布した後インパクトレンチで締付け、マイナスドライバーと平タガネで再び回り止めワッシャーを再設定。

手前が新品、奥が32,540km走行したドリブンスプロケット
走行毎のチェーンオイル注油と800km毎のチェーン伸び調整及び平均8,000km走行毎のチェーン交換を励行すればスプロケットの消耗は最低限に抑えられることをこの画像が証明している。
この分だと無交換で60,000kmオーバーも楽々行けそうだが、前後3枚ずつ保有している予備スプロケットの使い途がなくなりそうなので、次回リアタイヤ交換時には実験を強制終了することになるかもしれない。