蒲生田岬にて(その2)
長い石段を登り切ると青い案内看板と灯台の白い外壁が見えてくる
【案内看板より】
蒲生田岬(かもだみさき)灯台
〜四国最東端に建つ灯台〜
四国最東端に位置する蒲生田岬灯台は、紀伊日ノ御埼灯台と並んで瀬戸内海の東側の入口を標示している灯台です。
この岬の沖合にある伊島との間には、岩礁が多数あり、潮流が速く、昔から幾多の船の安全を脅かしてきました。
それだけに、この灯台の海上交通の安全に果たす役割は、図り知れないものがあります。
この灯台は、大正13年(1924年)10月1日に点灯し、昭和47年(1972年)3月18日から灯台の南東方約1.2キロメートルのシリカ碆を照らす照射灯が併設されています。
位置 北緯 33度50分03秒 東経 134度44分58秒
光り方 単閃白光 毎3秒に1閃光
光の強さ 2千2百カンデラ
光の届く距離 10.5海里(約19キロメートル)
高さ 地上から灯台頂部 約11.5メートル
水面から灯火 約49.6メートル
管理事務所 小松島海上保安部
電話 0885-32-0431
灯台上部に設置された銘板を見るため回り階段を上る
銘板を撮影中、強風にあおられバランスを崩し,
手すり越しに転落しそうになった。
カメラを静止しているのが困難なほどの風圧なので背中に手すりを押し付けるように足を踏ん張りながら撮影。
突然雲の切れ目から弱い陽射しが現れた
岩礁が広がる眼下の海面を見下ろす
できれば晴れた日に来たかったが、雨が降り出さないうちに辿りつけただけよしということで来た道を引き返す
悪天候の影響か、ご覧のとおり灯台付近は全くの無人で貸し切り状態だったので遊歩道にバイクを乗り入れた。看板等で禁止されていないとはいえ、石畳の道幅からして本来は歩行者専用とみるべきであり、いわゆる「いい天気」の時は観光客がそぞろ歩いている可能性が大きいので乗り入れは自重するべきだと思う。