エアクリーナーケースの定期点検
もとより連休中はどこにも出かける気はない。
特に予定もないので、前回のエレメント交換から約半年経過、約6,000kmを走行したエアクリーナーケース内を点検してみる。
時間はたっぷりあるので、車体からケースを取り外して脱脂洗剤とナイロンブラシで入念に洗ったあと、戸外に駐めた自転車の前カゴに入れて乾かし、乾燥、エレメントの外縁はパーツクリーナーを吹き付けて油分を洗い流す。
納車7ヶ月目7,600kmを超えた頃に確認したキャブレター内はワニス汚れが付着していた。
以来35,000km近く走っているので、キャブの吸気口付近が汚れている場合はオーバーホールしてみてもよい。
エアクリーナーケースを留めている上下2本のボルトと同じく上下2本のゴムホースを外す。
アーレンキーで緩めたジョイントバンドを外し、ケースをこじりながら手前に引くとキャブレターの吸入口が現れる。
初回点検から25,000km走行まではWakosのフューエルワンを、以後は約4,000km走行毎、満タンにつき30ccを添加しているYAMALUBE・PEAカーボンクリーナーのお陰か内部は新品同様だった。
キャブレターとケースを繋ぐゴム部分は劣化しやすいのでクレポリメイトで磨いておいた。画像右はこのところ頑固な油落としに活躍している「AZチェーンディグリーザー」