国道195号線から
2年前の暮れが押し迫る頃に立ち寄った際、冬の荒々しい景色に感動した四国最東端の「蒲生田岬」
今回は高知市側から国道195号線経由で行ってみることにし、前日(9日)夜に帰宅後すぐに高知市内に予約したホテルに向って走りだす。
日帰りしようと思えば出来ない距離でもないが、翌日の仕事に差し支えるとマズいのでホテルを取ったのだ。
10日火曜の朝7時半に起床後、ホテル2階の食堂から日差しの降り注ぐ国道32号線の混雑を見下ろす。
この分だと雨の心配はなさそうでうれしい
8時半ちょうどにホテルを出発後、国道195号(土佐中街道)を物部川に沿って遡上。杉田ダムを通過した辺りから寒くなってきたので一旦停車し、上着を脱いでライトダウンを着こむ
もみじ川温泉を過ぎてまもなく川口ダム湖を渡り徳島県道19号線を進行。
蒲生田岬に行く前についでに寄ってみたい場所があるからだ。
その後国道55線に合流後、狭隘な県道25号線をひた走る。
しばしの休憩後、無人のキャンプ場を後にして再び県道25号の細い山道を走りだす
美波町立由岐中学校を過ぎた辺りから県道26号を進行
正式名称は「由岐港橋喰内防波堤照射灯」初点 昭和53年3月
及び「由岐港橋喰沖防波堤照射灯」初点 平成2年3月
駐車場奥が舗装面ごと崩落し、立入禁止になっているためか、無人の「お水大師」入口にて
【案内看板より】
お水大師
弘法大師が空海という名で呼ばれていたころ、四十二才の厄年を迎え四国に旅立たれ、その際末世の衆生のあらゆる災難を救おうと誓願のためこの地を訪れ仏像を刻んで三十七日間満願の日に突然山は金竜の形を現し、あたりはパッとあかるくなった。当時手にした五鈷で祈念すると、金竜の岩間から浄水がわき出た。金竜ヶ嶽お水といわれたが弘法大師の遺徳をしのぶ信者の間から自然「お水大師」という名ができた。四季を通して水が枯れることがない霊水とともにいまなお参拝者が絶えない。