兵衛次郎の墓
昭和バス下神崎バス停にほど近い、伊野利(祈り)の浜を見下ろす高台に兵衛次郎の墓がある
道端にバイクを駐め、コンクリートの敷石を登っていく
松浦市指定史跡
【碑文より】
兵衛次郎の墓
対馬守護代宗助国の家臣である。
文永十一年(一二七四年)十月五日元
軍襲来君命により対馬小太郎と共に
太宰府に急報引き続き少弐景資の幕
下と成って祖国防衛に奮戦し弘安四
年敵兵鷹島に上陸の報至るや景資に
従って来援、ここに陳没した。
眼下の祈りが浜は文永戦のおり全滅
した本島民最後の退避地として数多
の哀話を残し、弘安戦では来援軍の
基地でもあったと云う。
墓のある小高い場所から鷹島肥前大橋を見下ろす
対馬小太郎の墓と宮地嶽史跡公園にもまわるつもりだったが、時刻も5時半を過ぎ、ポツポツと雨粒も落ちてきた。
残念ながら今回はここまで、ということにして諦めてカッパを着用し今夜の宿を予約した伊万里市を目指して走り出した
午後6時半にホテルAZ伊万里店にチェックイン。
夜中に自宅を出発してから走行距離は500kmを超えていた