徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

明けまして

おめでとうございます。
皆様今年もよろしくお願い致します。

それにしても、昨年12月辺りから寒くて仕方がない。
この冬の寒さがここ数年来では最強らしいことを差し引いても、夜の峠道でせいぜい氷点下2℃が関の山の四国である。

昨年の春先までは、外気温2〜4℃の早朝深夜の峠道も気分的にはまったく苦にならなかった。
もちろん外気温が4℃以下になってくると、信号停車時等を利用してグローブ越しにエンジン熱で指先の暖を取る必要はあるものの、手指以外の箇所に寒さはほとんど感じたことがなかったのだ。

ところがここ最近はバイクに乗ってる時だけでなく、日常に於いても手先、足先、首筋、顔辺りに冷気を感じる。
よほどの暖房環境にいるとき以外、常にスースー肌寒い毎日なので、遂には生まれてこのかた一度も使ったことがないのが自慢だったカイロさえ貼ってみようかと思うほどの感冷ぶりである。

例年に比べて、特に薄着しているわけでもないのに、毎日のこの寒さは一体どうしたことか色々考えていたらひとつの理由を思いついた。

急に思いついて昨年7月から始めたダイエットのせいで、体重が11kg減っているのだ。正確にいうと78kgだった体重が67kgに落ちた。
ちなみに身長は174cmである。
3食共に満腹になるまで食べていた食事を腹7分目で止め、食事回数を昼と夜の2食にして、30分ほどの運動をほぼ毎日欠かさなかっただけで腹回りがベルト穴が2つ分痩せ、半年でほとんどのパンツがダブタブになっている。

自身の友人知人諸氏方々のことを思い出してみると、痩せてる人は寒がりである場合がほぼ確実に多かった。

久しぶりにスマートになったので内心はかなり喜んでいたのだが、防寒という観点のみにおいては、ある程度の脂肪を装着?していた方が温かいという事実を立証する結果になったようだ。

筒井康隆氏のエッセイか何かで「男は多少下っ腹が出ているくらいでちょうどよく、贅肉がまるでないような体形の奴は非常時あるいは病気になったときに持ちこたえられない」というような文章を読んだ覚えがあるが、まったくその通りだと思う。

かといって、防寒のためのみに再び内蔵脂肪含む脂肪一式を増大させて各種指数を悪化させるというのもいかがなものかなどとつらつら考える元日の昼下がりである。