琴弾公園にて(その3)
ここから展望台まで歩いて登る
クルマなら展望台まで2分ほどで行けるので、歩いている人はほとんどいない
象ケ鼻岩銭形展望台まであと200mの所にある天狗山展望広場より観音寺市内を眺望する
【案内看板より】
名勝 琴弾公園(ことひきこうえん)
琴弾山とその西側有明浜一帯が公園区域で、園内平地部の砂浜は白砂青松の松原が発達し、松原の中程には東西122m、南北90m、周囲345mの砂絵銭形(寛永通宝)が描かれています。
明治30年 県立公園として開設
昭和11年 名勝指定 面積約38.7ha
昭和31年 国立公園に編入指定
観音寺市教育委員会
展望台に到着。
とりあえずこの石の上に立って銭形を眺めてみる
【案内看板より】
銭形のいわれ
寛永十年(一六三三年)時の将軍家光公から讃岐巡遣使を派遣するとの知らせを受けて丸亀藩主生駒高俊公が領内巡視の際このことを聞いた地元の古老たちがなにか領主歓迎のためにと有明浜に銭形の砂絵を一夜のうちに作り上あげたと伝えられています
この山頂から眺めると円く見えますが実際には東西一二二メートル南北九〇メートルの楕円形となっています
以来砂上の一大芸術として長く保存されています
この銭形を見た人は健康で長生きできて金に不自由しなくなるといわれています
観音寺市
展望台に移動する
自動音声の観光案内を聞きながらいま一度砂絵を鑑賞
東京からの観光客らしい家族連れが隣で歓声を上げていた
白帆鷺の如く滄溟に入る水いよいよ碧に松
いよいよ青し通宝千年
客拾うなく砂浜歴々
銭形を見る
琴弾山上にて銭形を望む
藍川吟衲