CAP取り付けステーの修理
先日届いたマフラー最後尾のプロテクター(CAP 18C-E4799-00)を取り付けようとしたが、何故かサイドのボルトがうまく入らない。
よく見ると取り付けステーが転倒の際の衝撃により、
マフラー本体側に押し込まれてナット面が斜めに曲がっていた。ドライバーで軽くこじてみたがなかなか硬くて動かない。
もう少し使い込んで、マフラーに錆が出始めたような状態なら、ガストーチで炙ってマイナスドライバーで少しこじるか、長めのボルトをねじ込んでバイスプライヤーで引っ張れば簡単に復元出来る。
ついでにマフラー全体を耐熱ブラックで再塗装をすればよいが、今回はまだやりたくない。
再塗装が必須のトーチを使わず、かつ、マフラー本体を損傷しないように気をつけながら、最低限CAPが取り付け可能なレベルまでの修復を試みた。
CAP取り付けボルトが路面と接触したせいで、ステーが押し込まれている
長さ5cm程度のボルトをねじ込み、適当なパイプが見当たらないのでディープソケットを付けたラチェットハンドルでこじる。
ナット面がマフラーサイドと平行になったら、先をウエスでくるんだマイナスドライバーで少しずつこじってナットと本体の隙間を拡げる。
この程度でCAPが装着可能になった。
マフラーが濡れているのはプロテクターを外したついでに雑巾がけしたから。
左が新品、右がCAPのサイドのボルト穴回りに入っていたグロメット。
細かく断裂しているのは衝撃のせいだけではない。
CAPよりエンジン寄りに付いているプロテクターの留めボルト穴の回りに付いている5個のグロメットのうち、2個にも数ヶ所の断裂が見られた。
自然劣化が恐ろしく早いのはゴムの品質が劣悪なためだろう。
国産製品で代用出来るものはないか探してみる必要がある。