つるぎ町〜祖谷付近その2
国道438号線を剣山方面に進行すると、道路左手に高越山大権現一宇岩戸分霊所がある。
高越山は吉野川市山川町にあり、山頂部には高越大権現を本尊とする高越寺がある。
急勾配とヘアピンカーブを楽しみながらどんどん登って行く。道路左手にある案内看板に従い桑平集落へ続く脇道に入る。
まもなく茅葺き屋根を空色のトタンで覆った数軒の集落が見えてきた。
集落入口付近に位置する家屋の屋根にはパラボラアンテナが取り付けられていたが、集落全体に人の気配がまるで感じられない。
画像は集落最下段にある立派な大屋根の家。巨大な岩に寄り添うように建っている。トチの木の手前にある「大剱本宮遥拝殿」と墨書された看板が掲げられた小さな建物を背にして撮影。
大剱本宮遥拝殿のすぐ前にある四国最大、推定樹齢500年余りの巨大なトチノキ
正面扉に開いた15cm四角の穴にレンズを挿し込んで、真っ暗な遥拝殿内部をフラッシュ撮影。