徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

上水道使用水量のお知らせ

今朝朝刊を抜き取ったときポストの底に数枚の白い紙が溜まっているのに気がついた。
紙片は「上水道使用水量のお知らせ」だったのだが、2ヶ月毎の請求とはいえ今回分の請求額が5桁に達している。
もしやと思い料金引き落とし口座の通帳で過去数回分の支払い額を確認してみると、少なくともここ1年の間は4桁で収まっていた。

ウンザリした気分で自宅水まわりの蛇口が閉まっているのを確認したあと、戸外に設置された水道メーターの蓋を開けて中を覗くと案の定である。
ごく遅い速度ながら水流を知らせるパイロットが銀色にきらめきながらクルクルと回っていた。

地盤が軟弱なせいで配管がたわむのか施工業者の腕が悪かったのか、この場所に家を建てて10数年の間に、覚えているだけですでに4度の水漏れがあった。
築後初めての漏水が発覚した5年目以降、3度は同一箇所の塩ビ製エルボ及び接合箇所の破損であり、そのうちの1度は使用水量が通常の3倍に達するほどの激しい漏水だった。

3度の漏水は一階洗面台の真下だったため、水漏れ発見のたびに洗面台を動かしたあとフローリングを切り抜いてエルボを交換することになった。
毎回修理を依頼しているのは施工業者である。
部品の不良が明白なせいか、素人が見ても分からない施工上の瑕疵があるのを自覚しているためか、過去一度も料金を請求されたことはないが、発見までに支払った漏水分の水道料金はもちろん戻ってこない。

洗面台の脱着を繰り返したせいでフローリングや壁面には細かい傷がついた。自宅裏のコンクリート床面は、埋設していた塩ビパイプを交換するためコンクリートを削ったせいで1mに渡ってデコボコになっている。

修理したところで完治は期待できないだろうが、今後も漏水分の料金を払い続けるのはごめんこうむるので今から業者に電話する。

今回もダメなら、多少の出費を覚悟しても他の業者に依頼することに決めた。