徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

腕山(かいなやま)の竜ケ岳(その2)


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松尾川温泉を通りすぎるとまもなく右手に見えてくる源泉地。
右奥に見える黄色いタンクに温泉水を貯蔵しているようだ

剣山国定公園 松尾川温泉源泉地

元々5人入ればほぼ満員の松尾川温泉と宿泊施設の運営を辛うじてまかなえる程度のか細い湧出量らしく、温泉水を持ち帰るための弁は操作禁止されていた

日陰に入ると明らかに気温の低下が感じられる。
県道149号線をさらに旧西祖谷山村に向かって走る

巨大な岩の間を県道が貫いているが、軽四同士でも離合は不可能な道幅がしばらく続く。
滝というからには付近に滝があるはずなのだが、松尾川を覗きこんでもそれらしいものは見つけられなかった 

「腕山宮石線 池田町いはいの滝」標識付近

【案内看板より】
朝日通し

山男たちが博打を打っているうちに洞穴の上から朝日がさしたという言い伝えからこう呼ばれるようになった。

朝日通しの洞穴

龍ヶ岳へあと5km

半次郎後飛の案内看板
こちらも「いはいの滝」同様場所が判然としない

さらに先をめざして進む

竜ヶ岳が見えてきた

此の附近一帯 竜ヶ岳景勝地
これより800米の間

【案内看板より】
剣山国定公園の一部で東洋一といわれる竜ヶ嶽の絶壁の高さは949.5メートル(川底から高さ479.4メートル)幅は約4キロメートルである。
竜ヶ嶽の起源は「竜の駒(かもしか)」が昔沢山生息したことからこの名があるが、この嶽には前金剛、中金剛、奥金剛という三ケ所の行場があって、丁度腕山の南裏側にあたる岩山の総称である。
竜ヶ嶽には今「かもしか」はいないが、野猿の群れは非常に多くキキッーキャッーという鳴声が聞こえ、猿の遊びまわっている様子がこの県道からもよく見受けることができる。
この辺りは春秋の行楽に適するが、特に秋の紅葉はすばらしく全山朱一色に彩られる。

「腕山宮石線 池田町山風呂」の標識前に駐車

駐車場所からほんの20mほど歩くと旧西祖谷山村に入る。
左手の屋根はかつて商店だったらしい家屋の廃墟

道路左手に屋根が見える家屋の手前に倒れているブリキ屋根の小屋。
板壁に貼られた標語看板は「安全は人と車で作るもの 向井商店」の文字が読める

かなり肌寒くなり指先も少し痺れてきた。
松尾川温泉で一風呂浴びて温まってから帰ることにする

徳島県道149号線の腕山宮石線、池田町山風呂付近から松尾川温泉に向けてYBR125で走行。
轍に苔が生えている箇所が多いので平均速度は時速30km程度で撮影。(電池切れのため松尾川温泉到着前に撮影終了)

徳島県道149号線をYBR125Kで走る

あと2週間もすれば山も真っ赤に色づくことだろう