江戸時代の港町「みたらい散策絵図」を参考に街路をぶらついてみる
発電機を修理しているのか、軽い駆動音が聴こえるが内部に人影はない
太秦の映画村を思い出させるような白壁と格子戸の木造家屋が並んでいるが、路面の真新しいマンホールがやや不釣り合いにみえる
市指定文化財「旧柴屋住宅」の玄関に貼られた〈本日は終了しました。〉の張り紙。
もっと早い時間に来れば内部を公開しているのだろうか
通りのどこを見回しても見事なまでに誰もいない
静まり返った通りのどこからか、商品名を連呼するTVのコマーシャルが聴こえてきた
そういえば老人たちがデイケアのお勤めから帰ってくる時間なのか
「渡り来て 御手洗の町に 風薫る」
水色に塗られた散髪屋の建物がひときわ目を引く
「若胡子屋跡、金子邸、天満神宮⇒」と書かれた案内板