「すぜんじ史跡ウォーキングマップ」によれば、「江戸時代の慶安4年(1651)頃、時の代官、東条九朗右衛門によって造られた用水池で、周囲約6km、山口市と防府市にまたがっている。用水は、鋳銭司・陶・名田島・台道の各地域の田をうるおし豊作に寄与している」らしい。
池の西岸に東条九朗右衛門の顕彰碑があり、また漢学者赤川晩翠の詩碑も湖岸に建っていて、風景に一段と詩情を添えている。
半ば水没した石の鳥居が見える。
安芸厳島神社から勧請されたようだが、現在の水位は設置当初の想定より1.5mほど高いようにみえる。これが常態なのかどうか定かではないが。
注連縄の一部は湖面に接触している