接触不良
四国地方は昨夜から暴風雪警報が発令されている。
今日は休みだが、寒くてどこへも出かける気がしない。
前回ツーリングからの帰路、テールランプが切れているのに気がついた。
運用開始から丸5年、走行距離も50,000kmを超えたので各部の電球が切れてもさほど不思議はないが、ツーリングの最中にも左フロントウインカーが点かなくなるトラブルがあった。
この時は球切れだと思い、ホームセンターの駐車場を借りてバッテリー横のスペースに収納している予備球を取り出し交換してみたがまったく点かない。
かくなる上はケーブルコネクターの接触不良に違いないと目星をつけ、ヘッドライト奥に収納されている粗悪な中華コネクターを抜き差しすると案の定左ウインカーは点灯を再開した。
前回同様コネクターの接触不良を疑いながら、一応レンズを外してテール球を交換。ライトスイッチを何度かON&OFFしてテストするが予想通り?点かない
経年により徐々に露呈してくる中華品質にわずらわされる機会が増えてきているが、これも含めての車体価格と諦め手早くシートを外す。
テールランプのコネクターはシート後端部に設置されたCDIを固定するゴムバンド上に設置されている
粗悪樹脂製のチープなカプラーを何度か抜き差ししてライトスイッチをONにしてみるがテールランプは点いたり消えたりし弱々しく点滅している。抜き差しする際の手応えがなさすぎるので樹脂製カブラーからコネクターを引き抜いて抜け止めの爪を修正することにしたが専用工具はもちろん無い。
いつものようにテキトウな道具を制作して対応することにし、ガレージで見つけた針金を適当な長さに切断。鉄床(カナトコ)の上でハンマーで叩いて平べったく整形後、仕上げにカプラー挿入口に合うよう先端部の幅をグラインダーで調整する
残り2つの穴も同様にこじってすべてのコネクターを無事に摘出
接合部中央の抜け止め爪部分を細いマイナスドライバーで奥側に押し込む
3つの爪部分に対策が完了したら順序を間違えないようケースに押し込んで作業完了
テールレンズを外したまま点灯テスト。
対策前の弱々しい点滅はなくなったが、今後各部コネクターに同様の修理が必要になりそうだ