馬島神社とウヅ鼻灯台
地蔵菩薩のある海岸から神社参道の石段登り口まで山道を引き返す。
神社へ続く石段の登り口に刻まれているのは折敷(おしき)の中に三の紋。
中世伊予の豪族河野氏一族のものだ
50段あまり石段を登った踊り場で小休止。
9月末だというのに気温は30℃を超え湿度も高い。
シャツに汗をにじませながらさらに登っていく
左手(吽形)の狛犬が踏みつけている玉には、子供の狛犬がすがりついている
祭神は綿津見神(ワダツミノカミ)
拝殿正面に左から
「水先社」
「荒神社」
「石鎚社」
「須賀社」
「出雲社」
「山神社」
6枚の扁額が架けられている
格子戸の隙間から拝殿内部を撮影。
金文字で書かれた「馬島神社」の文字が目に飛び込んでくる
左手の衣装ケース上に置かれた箱に「三上装束店」の文字が見える。
京都にある慶応3年(1867年)創業の祭具装束の老舗だ
台風対策のためか、本殿後端の両側をステンレスパイプで補強されている
往年のウルトラ怪人を彷彿させる異形の地蔵。
背後の玉垣にも家紋が刻まれている
馬島神社の境内から、隣接する灯台に続く蜘蛛の巣だらけの薄暗い石段を降りていく。
湿気が多いため、灯体のあちこちに苔が繁茂している。
灯台敷地は非常に狭いので、撮影角度が限られ全景の撮影は難しい
愛媛県生涯学習センター
Ehime Prefectual Lifelong Learning Centerデータベース『えひめの記憶』より
愛媛の景観(平成8年度)
(1)架橋の海に生きる