ツーリングシーズンに備えて
桜の季節が始まる少し前から気になっていたディスク側(右側)サスペンションオイルの漏れが看過できないレベルになってきた。
漏れたオイルがフォークを伝って流れ落ち、ブレーキパッドにまとわり付いてフロントブレーキの制動力に支障をきたしつつある。
運良く?というべきか、このところ自身の休日は雨ばかりだったので、しばらくの間ツーリングはあきらめることにし、次の休みから数週かけてフロントフォークのメンテナンスついでに、ブレーキパッドの交換やハンドルステムの上下リテーナーも交換してしまおうと決心。
まずはガレージ天井の梁からハンドルバーを吊り下げる専用ツールを製作、両側サスペンションに続いてハンドルバー、トップブリッジを取り外した
トルクレンチの有無にかかわらず、ハンドルステムの調整は組み付けては試乗の繰り返しで、コーナリング時及びフロントブレーキ制動時の感触を確かめる必要がある。
そのたびにハンドルバーを取り外してロックナットのベストな締め具合を探る作業が面倒なので、自身にとっては気のすすまない作業の代表格といえる
案の定、この状態から復旧した後、満足できる操作感を導き出すためハンドルバーを都合6〜7回ほど脱着するに至った。
ただし、初回以外、取り外したのはハンドルバーのみ。
取り外したハンドルバーを天井からぶら下げ、トップブリッジ(ハンドルクラウン)と回り止めワッシャーを持ち上げてフックスパナでロックナットを調整した