大洲市長浜町の滝山城跡
国道378号線のJR喜多灘駅付近から特に目的もなく、山に向かって進んでいたら「滝山城跡→」の道標があった。案内に従い、ところどころ苔や落葉に覆われた狭い舗装路をどんどん登っていくとこの場所に着いた。
左側の杉木立に沿って登っていくと城跡があるようだ
バイクを降りグローブを外したとたん、痺れるような寒さに驚く。
海沿いの国道走行中には8~10℃前だった温度計が、この場所で確認すると何と0度を示している。天気はいいものの、ときおり吹く風も手伝って寒さがより強く感じられる。とはいえ、せっかく来たので手持ちの防寒装備をフル動員して城跡を目指し山登りを開始
寒さの中滑りやすい急斜面を登っていたせいで途中の撮影を忘れてしまったが、10分ほど登ると城跡らしい一画に到着
二つの祠が祀られている
気温0℃を物語る凍りついた手水鉢
壊れたお社
身体が小刻みに震えるほどの寒さの中、特に見るべきものもなさそうなので、これにて引き返すがここから見下ろす眺めは素晴らしい。
帰宅後にこの辺りの標高を調べてみるとたったの700mちょいだった。気温が低いのは海から吹き付ける風のせいか
この寒さから逃れるためバイクで下山し始めた直後に、あろうことかリアタイヤがパンクした…