無事喜地のタブノキ
0℃近い寒さの中、平らな場所を探してバイクを押す。
シート下に仕込んだパンク修理キットを取り出し、都合20分ほどかかって修理を完了。
エア抜けがないのを確認して山を下り始めるが、擦り切れたタイヤにまたパンクされてはかなわないので、尖った石の散乱する10mほどの間を前ブレーキを掛けながら慎重に押して歩く。
山を下る道すがら、来たルートとは別の道を選び適当に進んでいたら巨大な樹木に出会った
【案内看板より】
愛媛県指定天然記念物
無事喜地のタブノキ
根回り 9.6m 幹周 7.4m 樹高 約15m
枝張り 東西に24m 南北に28.0m 推定樹齢 300年
本樹は、根元から高さ約1.6mで9本の幹に分かれ、半径11~15mの半球状に拡がった枝張りは、バランスのとれた見事な樹形を形成している。
秋には黒紫色の実をつけること、また、長い果柄(枝から伸びて実をさせる柄)が赤色を帯びていることから、赤い花が咲いたように見える。
7.4mの幹周りは、県内のタブノキの中でも最大で、全国的に見ても見劣りしない巨木である。
巨大な幹が横方向に張り出している
巨木のかたわらには無事喜地(ぶじきじ)集落の集会所がある。
ここは地域住民の憩いの場所なのだろう
集会所の縁側に置かれていたブリキ看板
歩き回っていたら身体も温まってきたのでそろそろ帰ります