松山市北条辻の鹿島にて(その4)
山頂の展望台めざして歩く
鹿はここでは完全に隔離されているので、奈良公園のようにまとわりつかれたりいちいちご機嫌を窺う必要はない
注意を要する植物6種
シダ類が繁茂する濃い緑の中を
心拍数を上げながら道標に従って登って行くと
【案内看板より】
中世における伊予の国の覇者、河野氏の海域の古城跡であるが、最後の城主来島通総は豊臣秀吉の四国征伐に先鋒水軍として活躍した功により、鹿島城主に任ぜられたが、関ヶ原の戦いの際、西軍に加わった関係から、豊後国森に転封され廃城となった。島の頂上、南角等に築城、当時のものらしい石積の崩れた姿が残っている。
現代の公園造成石垣の下部礎石は中世築城時代のものの様である
濃い緑の中に鮮やかなソメイヨシノの花
山頂まであとわずか
展望台が見えてきたが、別の場所でこれと全く同じデザインのものを見たことがあるようなないような
この鉄塔は地デジの合同中継局なのか
「愛媛朝日放送」を除くTV局のロゴが列記されている
展望台から松山市北条を望む
夫婦岩を望む
【説明パネルより】
御野立の巌
神功皇后は西征の途中、軍船を風早郷の鹿島に止め、軍備・旅装を整えられるとこの巌に立って、弓に矢をつがえ、沖に放たれて戦勝を祈願し、勇躍大津地の湊を出発されたと伝えられている。
他に御野立の巌に立ち思いにふけったとの伝説や西海(朝鮮地方)を眺めたとの伝説がある。
テキトウに山を下っていくと
鹿島神社の裏手に出た
松山市北条鹿島博物展示館
「かしまーる」
見物無料なのでちょっと入ってみる
入口近くのプランターに植えられた濃いピンクの花