福井県小浜市北塩屋界隈その1
村社「日吉神社」の石碑
この地に不案内だった頃、自宅に帰る目印だった大きな石灯籠が今や樹木と同化しかけていて、過ぎ去った歳月を実感させられる
この鳥居が見える場所に住んでいた30年ほど前は、神社の周辺は大半が農地で、自身の住居からもかなり遠くまで見渡すことができた。夏の夕立ちのときなどは、生まれ故郷とは比べ物にならないこの地方の雷鳴の大きさにすくみ上がったことを思い出す
ここでは楽しいことなどほとんどなかったはずなのに、不思議に郷愁を感じる
今回の来訪でこの場所が山王前という名なのを初めて知る
見覚えのない雨上がりの新興住宅地を歩いて半周したあとエンジンを始動した
EGO-WRAPPIN'『Wherever You May Be』