香山公園の毛利家墓所
【案内看板より】
史跡 萩藩主毛利家墓所
昭和五六年五月十一日国指定
この墓所は、萩市に所在する旧天樹院・大照院・東光寺毛利家墓所とともに、長州藩主(毛利本家)の墓所である。
萩市に所在の墓所が五輪塔・笠塔婆形であるのに比して、この墓所は土饅頭の前面に墓石を立てる形式である。
墓所には七基の墓があり、中央の十三代敬親公夫妻の墓は高さ約1.8メートル、経約5.8メートルの円形の墓で、前面に墓石があり「贈従一位大江朝臣敬親卿墓」と刻してある。
そのほか十四代元徳公夫妻、十五代元昭公夫妻及び毛利本家歴代諸霊之墓がある。山林を背にして広大な地に整然と配置され、その規模の大きいことと荘厳さといい近世墓所の代表的なものである。
ここの参道は歩くと音が反響するため、俗に「うぐいす張りの石畳」といわれている。
【案内看板より】
香山墓地
この墓地は、萩藩主(毛利本家)の墓所で十三代敬親公が文久年間に居城を萩から山口に移して以降の墓地として使用するために造成されたものです。明治四年に敬親公が山口で没して、この地に葬られ、以降の墓地として使用されています。
うぐいす張りの石畳
このあたりで、手を叩くか強く足踏みをすると、美しい音が返ってきます。「うぐいす張りの石畳」と呼ばれ親しまれています。人為的に造られたものではありませんが、前方の石垣や石段等に反響して美しい音色を出すものと思われます。
うぐいす張りの石畳を見下ろす
これで山口県にある毛利家墓所のある場所はすべて制覇したことになる
立入禁止区画が多い
さて昼食をどうするか考えながら駐車場に向かって歩いていたが、まったく空腹を感じないのに気づき、このまま秋吉台に向かって出発する