秋芳洞にてその2
見物出来る観光コースは総延長のたった1割ほどだが、それでも全長は1kmにも及ぶ
入洞した途端、過去に見た各所の鍾乳洞とは比べ物にならないスケールに驚き、今に至るまで来なかったことを後悔
コロナ渦につき、平常時に比べればかなり見物客が少ない状況と思うが、それがかえって本来ここにあるべき恐怖を感じるほどの静寂を地下の大空間に現出させている
「鍾乳石が織りなす秋芳洞屈指の景観。
「百枚皿」と名付けられている
洞窟の幻術による夢想から現実に引き戻す緑色のライト
100枚以上撮影したが、どれもこれも実物のスケールと迫力には遠く及ばない
【案内看板より】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止といたしましてエレベーターを使用停止とさせていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。
高さ15mを誇る「黄金柱」 未だ撮影技術の向上は見られず残念ながらピンぼけである
「黄金柱」の後を回り込んでしばらく歩くと「黒谷支道入口」へのトンネルが見えてきた
自然の屈曲を見慣れた眼にはトンネル内部の直線が異質さを感じさせる。洞内同様、天井といわず床といわずびっしょりと濡れている
申し訳ないが歩きながら撮影したのでこれもピンぼけ
「龍の抜穴」
異世界への旅路ももうじき終わる
名残惜しさのせいかふと天井を見上げてみたりする
黒谷口は秋芳洞の出口だったのか
「3億年のタイムトンネル」を上っていく
1970年代のSF映画を思い出した
こんなだまし絵もあったりして
人類の起源と発展が両壁面に展開されている
出口の黒谷口に到着
かるすとタクシー「黒谷口」停留所
出口付近の自販機で買った水を一気飲みして夢から醒める
そういえば忙しさのせいでここしばらく運動していないのを思い出す。今日はこのあと予定もないのでバイクを駐めた駐車場まで山道をぶらぶら歩いて帰ることにする