錦帯橋と吉香公園その3
公園手前に立つ吉川広嘉公像
【案内看板より】
吉香公園 Kikko Park
江戸時代に岩国を治めた吉川家の居館跡地に整備された公園で、「日本の歴史公園百選」に選定されています。
春は梅や桜にボタン、お堀沿いにはツツジが咲きそろい、夏は花菖蒲、アジサイ、秋には紅葉など四季折々の植物が楽しめます。
「さくら名所100選の地」の碑
公園利用に関するお願い
この付近にはほとんど人影がないが、遠くで子供たちのはしゃぐ声が聞こえる。
遠足に来たと思われる小学生達の一団が、思い思いの場所に別れて座り弁当を広げていた
とりあえず吉川家墓所に行ってみる
【墓所入口の案内タイルより】
岩国藩主 吉川家墓所は、岩国藩3万石(後に6万石)を領有した吉川家一族の墓所です。
墓所内には、6代藩主経永(つねなが)を除く藩主の墓と妻子の墓や石灯籠・手水鉢があり大名の墓所を知る上での貴重な史跡として、昭和63年(1600)の「関ヶ原の戦」以後、約270年にわたり、岩国藩主を継承しました。また、その一方で岩国文化の発展にも力をそそぎ、岩国の基礎を築き上げました。
岩国市
吉川家納骨堂
【納骨堂入口の案内タイルより】
吉川家の移り変わり
■安芸(広島県)吉川家
毛利元就の次男 元春
勇猛な武将 元長
■岩国藩吉川家
藩の基礎をつくる
初代広家 慶長5~19年(1600~14)
経済力を強化する
2代広正 慶長19~寛文3年(1614~63)
文化を発展させる
3代広嘉 寛文3~延宝7年(1663~79)
最も安定した時代
4代広紀 延宝7~元禄9年(1679~96)
2歳で藩主になる
5代広逵 元禄9~正徳5年(1696~1715)
藩の財政が悪化する
6代経永 正徳5~明和元年(1715~64)
徳山藩からの養子
7代経倫 明和元~寛政4年(1764~92)
財政改革を行なう
8代経忠 寛政4~享和3年(1792~1803)
在職3年で死去
9代経賢 亨和3~文化3年(1803~06)
財政改革が成功する
10代経礼 文化4~天保7年(1807~36)
財政改革を引き継ぐ
11代経章 天保8~14年(1837~43)
長州藩を助ける
12代経幹 弘化元~明治元年(1844~68)
最後の藩主
13代経健 明治元~4年(1868~71)
土壁で区画されている墓所は珍しい