徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

爪切り

先日、20年以上愛用していた爪切りの切れ味が不満になり、刃研ぎのつもりで爪切りの刃先をディスクグラインダーで撫でてみた。
十二分に予想の範疇だったとはいえ、ほんの数秒の研磨により見事なまでに使用不能になったので、すっぱりあきらめて新しいのを購入することにした。
買ったのは愛用していたものと同じ貝印の製品である。
パッケージを開けて両手の爪を試し切りしてみた。
当然のこととはいえ、新しい爪切りはそれなりによく切れる。
ただ、よく切れはするが、どうも切れる瞬間の感触がよくない。
今まで使っていたものも、新しいのと同じく標準的な価格のものだったが、爪を切断する際、もっと抵抗がなくなめらかだったような気がする。
しいていえば、「カチッ、カチッ」ではなく、柔らかい「ピッ、ピッ」というような音と共に切れた瞬間が意識出来ないような、ヌメッとした感覚だったように思う。
愛用していた爪切りが快調だった頃のあの感触を得るためには、もう少し出費が必要なのだろう。
今から足の爪を切ってみることにする。