徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

2018-01-01から1年間の記事一覧

定点観察地点へ

天気がいいので、ほぼ一年振りの定点観察地点へ向かうこれで今年のツーリングは最後になるだろう 「大潮荘」を過ぎ、県道161号線の起点に向かって坂道を下る 愛媛県内各所に被害を与えた7月豪雨のものと思われる斜面の崩落土砂によりガードレールが破壊され…

妄想的僻地住まい

人のいない場所が昔から好きだった。 過疎が進む祖谷や久万高原町の山の中を徘徊するたび、その場所に住んでみたい誘惑にかられる。 もちろん豊かな自然が魅力なのはいうまでもないが、それに勝るとも劣らぬ理由は隣近所に家がない、もしくは人の住んでいる…

久万高原町渋草の大西旅館跡

「大成入口」のほぼ正面、清流割石川を挟んで威容を誇る大西旅館跡 川の湾曲に沿って建つ木造三階建 道に沿って立っているのがよくわかる 道路側からだと一階部分は見えない 湾曲の中央(頂点)付近の屋根から真っ二つに折れるように崩壊が始まっている コンク…

久万高原町の大成神社その2

金属製の振り子が風に揺れることにより、振り子と隣接する複数のステンレス製パイプが接触し、鐘がなっているように聴こえるモビール状の装置(境内に3ケ所ほど設置)から発せられる金属音以外、境内に音はない。 広大なこの施設を徘徊しているのは間違いなく…

久万高原町の大成神社その1

久万高原町渋草の大成入口 この山奥に神社があるのは知っていたがその規模に驚いた 久万高原町は避暑地として名高いが、神社のあるこの付近まで上ると風は冷たく気温も下がり、10月末の16時過ぎともなればダウンジャケットが欲しくなるほど寒い。 大鳥居左手…

久々の屋島登山口駅へ

近くて遠いはケーブル駅…というわけでここにくるのは4年ぶりになる。 前回来訪時の記事 屋島登山口駅駅舎のあった場所に建つ新馬場会堂(公民館) ケーブルカーを見るため新馬場会堂の裏手に回ると、保存のため塗り替えられた車両正面のガラスが無残に叩き割ら…

屋島神社

天気がいいので屋島辺りをぶらぶら 【案内看板より】 異人館 この建物は、明治三十八年(一九〇五)、英国人ワサ・ダウン氏の住宅として、神戸市生野区北野町に建てられ、昭和十九年から日本郵船㈱の船員寮として改造、使用されていたものです。四国民家博物館…

石墨山の法性院入定地(その2)

その後も何度か倒木に行く手を阻まれる ふと立ち止まると風の音も鳥の鳴き声もない全く無音の瞬間が 枯葉を踏みしめる自分の足音だけを聞きながら進む 消えかけて読めない看板 さらに進むと紅葉がちらほら見えてきた 登り始めた辺りと比べ明らかに気温が低下…

石墨山の法性院入定地(その1)

以前から「石墨山 法性院入定地」の道標のある林道が気になっていた。 その入口は久万高原町前組の県道153号沿い、「桜木石鎚神社」の斜向いにある。 調べてみるとここから石墨山の山頂まで行けるらしいが、とりあえず行けるところまでバイクで進んでみる。 …

三浦半島(宇和島市)その5

宇和島市内へ引き返す道すがら、「三浦の青空市場」を過ぎた辺りで見つけたキャラデザインの養殖ウキ ウルトラマン、アンパンマン、ドラえもん マリンブルーの海に名残を惜しむ 道すがらに立つ奉納幟 秋祭りが近いのだろう

三浦半島(宇和島市)その4

県道346号線を石碑のある三叉路まで引き返す 水ヶ浦「耕して天に至る」石碑【碑文より】親父が砕り 童も運び 爺は築く 昼餉の芋に 母の温もり 舟虫 道を下って行くと漁港に出た 遊子水ケ浦の段畑に到着。 目前の威容にしばし見入る 歩いて最上段まで見て回る…

三浦半島(宇和島市)その3

細木運河から10分ほどで蒋渕に到着 明治6年建立の石灯籠 道路に人影はなく静まり返っている のどかな景色をしばらく歩いて見てまわる 道路からすぐの場所に設置された養殖イカダ。 あれは牡蠣だろうか 郵便物投函のため郵便局に立ち寄る バイクを駐めた場所…

三浦半島(宇和島市)その2

今回メインの水荷浦は後回しにして、三叉路を左手に進み蒋渕(こもぶち)方面に向かう 道すがらの段畑を上から眺める 角度の急峻さは驚くばかり。 この場所での耕作は高所恐怖症者では絶対無理だろう さらに半島の先に向かって進む 「いるか越え展望台」の看板…

三浦半島(宇和島市)その1

8時に起床しベランダから波静かな三瓶湾を見下ろす。 この空模様だと雨の心配はないだろう。 湾の奥に見える白い建物は「三瓶湾漁協製氷冷蔵施設」 9時過ぎにみかめ本館を出発、県道30号〜国道56号で2時間少々で三浦半島の付け根付近に到着。半島の先端を目…

三瓶湾の夕暮れ

みかめ本館4階の自室から夕暮れの三瓶湾を眺める。 左手に見えるのは「みかめ海の駅潮彩館」 屋形船が係留されているのが見える 夕食後桟橋までぶらぶら歩いてみる。 行灯に「住吉丸」と書かれている 屋形船クルージング夜の桟橋からみかめ本館を見上げる 明…

鴫山の姫塚

西予市三瓶町から県道26線で八幡浜市に向かって走っていると、左手に見えてくる採石場入口付近に「鴫山公園」「鴫山姫塚」2.3km⇒と書かれた茶色と白の道標が見えてくる。この道は過去何度も通ったことがあるが、今まで案内板に気づかず通過するだけだった。…

西予市三瓶町へ

16日の朝、8時に起床しカーテンを開けたら風に吹かれた雨粒が部屋のガラス窓を流れ落ちていた。全面的に道路面を濡らすほどでもないが、高知県西部の降水確率がやや高くなっていて今後の天候悪化が予想された。 このところ、カッパ着たままの長距離走行を忌…

大方浮鞭サーフィンポイント付近

クジラに会えるまち「黒潮町」 浮鞭はうきぶちと読む 波が穏やかなせいかサーファーはまばら ただただ良い眺めだ やや強い風に砂が舞う入野海岸の方向を見る 遊泳危険 ビオスおおがた付近に設置された【案内看板より】津波に注意!高知県沿岸に[津波警報]ま…

海の王迎駅と王無の浜

道路標識の変わった駅名に惹かれ、駅に立ち寄る 「土佐くろしお鉄道」の「海の王迎駅」 「海抜24.1m」の注意書き 小高い場所にある駅のホームから王無の浜が見える 風雨にさらされ消えかけた【案内看板より】王無浜 元弘二年(1332年)三月、北條氏の専横によ…

高知県立土佐西南大規模公園(佐賀西公園)

「展望台」の看板に惹かれてここにも立ち寄ってみる 海の方角に向かって歩いていくと木製の展望台が 何とも素晴らしい眺望にしばし眺め入る 同じ海でも瀬戸内とは大きく違う 正面に見えるのは鹿島のようだ

土佐興津坂展望台にて

四万十町仁井田付近から県道52号線に左折。 道路際にコスモスの咲く眺めの良い直線道路を快適に走っていくと興津坂展望台に到着【案内看板より】土佐興津坂展望台(とさおきつざかてんぼうだい)白砂青松が美しい、県立興津自然公園を一望、水平線から上る朝日…

七子峠からの眺望

国道56号線(中村街道)の七子峠より海を眺める天気がいいので海岸線の山の連なりが美しくみえる。 中央に白く見える高架道路は高知自動車道

小鎌田の浜

マルナカ須崎店で調達した食料をどこで食べるか探しながら走っていたら眺めのいい場所を見つけた。 須崎市安和付近の国道56号から海岸沿いの県道320号線にそれてしばらく走ると小鎌田の浜がある。帰宅してから調べてみると、正面に見えるのは双名島で、1月に…

鳴無神社にて

横浪黒潮ラインを下ってきたら読めない標識を見つけた 鳴無を「おとなし」と読むらしい【案内看板より】くろしお奥の院鳴無神社 1km堤防沿い本殿は、春日造りで国の重要文化財に指定されており天井には美しい天女の姿が描かれている。 土佐の宮島とも呼ばれ…

横浪黒潮ラインにて

心地よく蛇行するルートを進んでいくと、だんだん眺めがよくなってきた ほぼすべての行程で雨に降られた昨年秋に比べれば夢のような日和に頬がゆるんでくる。 降水確率0は何よりありがたい 武市半平太銅像前にて 視線の先には太平洋がある

宇佐大橋周辺

いつもより早く目覚めたが、今日は宿毛市に宿泊すること以外特に何も決めていないので部屋でチェックアウトぎりぎりまでゆっくり過ごす。ホテル提供の無料朝食をいただき、身支度を済ませ10時少し前に部屋を出る。嬉しいことに雨の気配は皆無でテンションが…

太平洋を眺めに

今年の連泊ツアーは四国の西側を一周するつもりでひと月前に高知と愛媛のホテルを予約。本来なら、愛媛の三崎港から海を渡って九州か、あるいは徳島港から関西方面に行きたかったところだが、入院中の母親の容態次第によっては旅を途中キャンセルして帰宅す…

夏の終わり

今日から9月になるが、相変わらず暑い日が続いている。今年の夏は避暑を兼ねて高地(主に高知愛媛県境の久万高原町周辺)でデイキャンプ及びテント泊を数回楽しんだ。愛媛県久万高原町の旧柳谷村柳井川にある「八釜八大龍王宮」前にて 保冷剤を詰め込んだ20リ…

来島にて その7

堤防に沿って島の東側へ歩くと、見慣れない三角形の標識?が2本立っている 標識の柱にはNTTによる「陸標2」の表示が 【注意看板より】おねがい水底電話ケーブルがこの付近に埋めてあります。損傷しますと電話が通じなくなりますから注意してください。連絡先…

来島にて その6

島の東側を見て回るため山道を引き返す。山頂に至る崖に残る石垣遺構 アンコールワット等の遺跡同様、石垣遺構と大樹の根がひしぎあっている 案内の矢印がある登り口まで下りてきた。 画像手前の円筒は井戸で、覗き込むと3mほど下に水面が見える 時刻は午後…