徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

2年ぶりの明神池へ

笠山山頂園地を降り、2年ぶりの明神池にやってきた。
対岸には厳島神社が見える

前回来訪時は有料駐車場のすぐ近くにある商店で撒き餌用のエサ(食パンを1/3程度にカットしたものが4枚〜6枚程度がビニール袋に入って¥200ほどだった)を調達したが、思いの外少量なので実はやや欲求不満だった。

今回は気が済むまで撒き餌を楽しむため萩市内のスーパーに寄って食パン3パックを購入してきた。
明神池の海水魚とトンビと猫に思う存分食べて貰うつもりだ。

エサの気配を敏感に察知し電線に勢揃いするトンビたち

手始めにごく少量を足下の水面に投げてみるとたちまちボラ、石鯛、エイなどが大集合だ

ひとしきりエサを撒き散らすと水面のパンを狙ってトンビが次々に急降下してくる

軽く1パックほど撒き散らしたあと前回同様に厳島神社側から撒くことにして対岸に向かって歩き出すが、背後を少なくとも20羽以上のトンビから狙われている気配がする。

厳島神社側に着くと、すでに先回りしたトンビの群れが松の木にとまってスタンバっている。

大量に所持しているエサの匂いに釣られてか、茶猫が石灯籠から顔を出してきた

模様に見覚えのある猫達も次々に足下に集まってきた

パンが入っていたビニール袋にじゃれつく黒茶猫。
ここに住み着いているのだろうがエサが不足しているらしく痩せている

水面に浮かぶパンのカケラを凝視する三毛猫

水面に浮かぶ2、3個のパンを狙って10羽以上が一斉に急降下する

今まさにエサに襲いかかろうとする上空での体勢はまさに猛禽類

鳥居と水面を忙しく往復する数10羽を眺めながら1羽だけ鳥居の端にとまったままの子供トンビ

いつもながら撒き餌しながら撮影するのは難しい

手持ちのパンをすべて撒きつくしたので満足してホテルでくつろぐ…はずだったのだが、あまりにも面白いので結局もう一度市内のスーパーまで走って、さらに食パン3パックを購入。
チェックインしたホテルの部屋で適当な大きさに加工したパンをバッグに入れ、徒歩で再び明神池に向かう。

合計4匹の猫それぞれにパン半分ずつを進呈してから再びエサ撒きを始める。お腹が膨れたせいかおとなしくなった猫。
今度来るときは魚の干物を持参しご馳走してやろうと思う。

さらにたっぷり1時間ほど楽しんでから、今度こそ満足して越ケ浜をホテルめざして歩いた。

ホテル「萩小町」5階の自室から越ケ浜漁港を眺める。
海の色はまるで南国のようだ