徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

海沿いの廃墟

瀬戸田町萩(生口島)の国道317号沿いにある廃物件f:id:YBR125K:20190615111403j:plain

住吉神社尾道産業㈱瀬戸田工場の中間地点の海沿いに位置しているf:id:YBR125K:20190615111519j:plain

トラロープに取り付けられた「危」看板で上り口が塞がれているが、何のために建てられた施設だろうf:id:YBR125K:20190615111703j:plain

屋根の裏側は鉄筋が露出し、法面の一部には崩れた跡もある。
心なしか屋根が少し傾いているように見え、建物の建つ盛土ごと裏手にある砂浜に崩落する可能性がありそうだf:id:YBR125K:20190615111829j:plain

朽ちかけた手摺越しに尾道産業㈱瀬戸田工場の建屋を見るf:id:YBR125K:20190615111956j:plain

 

古城島

【案内看板より】

甘崎城跡は、戦国時代から江戸時代初期にかけての海城です。
考古学的調査によると、遺物は15・16世紀の年代を示し、16世紀が反映の時期と考えられます。戦国時代は能島や来島の村上海賊衆の拠点として使用され、岩礁に見られる柱穴跡は、繋船施設の遺構と考えられます。
また、干潮時に見られる石列は、藤堂高虎今治城主だった江戸時代に、改修させた石塁の一部と考えられます。
高さ2~3間半(1間は約1.8m)の総石垣が島の周囲を取り囲み、追手口には内枡形の縄張りが見られます。
島内では、建物の礎石や多数の瓦片も見つかっています。
元禄4(1691)年にこの沖を航行したドイツ人医師ケンペルが、海中より聳(そび)える高石垣に驚いています。
それらの多くは、幕末期ころに地元の堤防石垣(塩田など)として使用されたようです。

古城島散策時の注意事項

※古城島周辺は、愛媛県の史跡に指定されています。岩礁、石積み・島肌を傷つけることや、瓦・陶器のかけら等の遺物の持ち帰りは、罰則の対象となりますのでご注意下さい。
※階段、海岸の足元は大変すべりやすいので、転ばないよう充分注意してください。
 なお、怪我等の傷害について、当協議会では、一切の責任は負えません。
※火気の使用禁止、ごみの持ち帰りをおねがいします。

上浦地域活性化推進協議会f:id:YBR125K:20190614103256j:plain

 体験型観光 日本唯一の近世城郭海城「甘崎城」f:id:YBR125K:20190614144343j:plain

古城島付近から通りなれた多々羅大橋を眺めるf:id:YBR125K:20190614103842j:plain

 

大三島の横殿宮跡

上浦港から国道を挟んだ斜向かいにある「横殿宮跡(よこどののみやあと)入口」の案内看板f:id:YBR125K:20190613134500j:plain

バイクを港に停めたまま、看板にしたがって民家の脇にある道を奥に向かって15mほど歩くと鳥居が見えてきたf:id:YBR125K:20190613134540j:plain

この場所は現在は島の反対側の宮浦にある大山祇神社の旧社殿跡と伝えられているが、静まり返った境内に足を踏み入れ二三歩進んだ途端、社殿跡の奥の家で飼われているらしい犬が猛烈な勢いで吠えだし止む気配がないf:id:YBR125K:20190613134638j:plain

特に見るべきものもなさそうなのに加え、犬に吠え続けられながら見物するのも気が進まないので早々に退散f:id:YBR125K:20190613134801j:plain

 

雨雲から逃れて

寒風山トンネル経由で伊野町高知市方面に行くつもりで西条市までやってきたが、休憩がてら国道11号線のかたわらに停車、高知方面の空模様を眺めると山々は厚いグレーの雲に覆われていた。

かたや瀬戸内側の今治市方面に視線を向けてみると、梅雨間近とは思えないほど青空が広がっている。
そんなわけで、急遽目的地を変更ししまなみ海道方面に走り出した。

大三島の上浦港務所跡にて。手前のスーパーカブは唯一人桟橋で釣り糸を垂れていたおじさんのものf:id:YBR125K:20190611231907j:plain

建物裏手が国道317号線に面しているため、数えきれないほど通過しているが建物の海側は初見になる。
定期連絡船は20年前のしまなみ海道開通時に廃止されたf:id:YBR125K:20190611233053j:plain

桟橋の向かいに伯方島が見えるf:id:YBR125K:20190611232350j:plain

雨の気配がない休日は心が踊るf:id:YBR125K:20190611232656j:plain

 

程内の夫婦滝

内子町大瀬北程内(うちこちょうおおせきたほどうち)f:id:YBR125K:20190512114353j:plain

頭上を見上げると「ボケ封じ観音像」が見える。f:id:YBR125K:20190512114712j:plain

県道側から観音像に直接行ける道はなさそうなので、とりあえず夫婦滝を目指して歩いていくf:id:YBR125K:20190512115132j:plain

ゆるゆる回る水車の奥でからくり人形がぎこちなく動いているf:id:YBR125K:20190512130247j:plain

渓流に沿って進むと道が二手に分かれる。

ボケ封じ観音への道とおぼしき右手の石段を上るf:id:YBR125K:20190512130545j:plain

【碑文より】

夫婦滝公園整備の趣意書

 滝の瀬戸は風光明媚な所で、古くから夫婦滝として親しまれ程内老人会を中心に、ボケ封じ観音様を始め絡繰り人形などを作り、地域の憩いの場としていたが、この度地域をあげて、広場や周辺の整備を行った次第であります。  

平成十八年十月吉日 程内白寿会f:id:YBR125K:20190512130706j:plain

観音像のある高台から県道241号線を見下ろす。

道路に沿って控えめに流れているのは鵜川f:id:YBR125K:20190512130851j:plain

分岐まで引き返し滝へ向かう。

間伐したまま放置された杉の木をくぐりぬけさらに歩を進めるf:id:YBR125K:20190512132846j:plain

それなりに険しい道だがf:id:YBR125K:20190512133015j:plain

5~6分も歩けばだんだん薄暗くなってきて滝に到着するf:id:YBR125K:20190512133250j:plain

夫婦滝に到着。

赤い橋を挟んで左右に滝がみえるf:id:YBR125K:20190512133406j:plain

左右に流れ落ちる滝は双方似たような水量で、どちらが夫でどちらが婦なのかよくわからないが、こちら(左)の方が若干水量が多いような多くないような…f:id:YBR125K:20190512134249j:plain

こちらが右側の滝f:id:YBR125K:20190512134345j:plain

深山幽谷の趣のある熊ノ滝川の流れを見下ろす。

画面左上付近が夫婦滝へのアクセス道f:id:YBR125K:20190512134644j:plain

ボケ封じ観音の足元に咲いていた紫の花f:id:YBR125K:20190512134913j:plain

こちらは水車の近くに咲いていた花f:id:YBR125K:20190512135303j:plain

日も暮れかかってきたのでそろそろ帰りますf:id:YBR125K:20190512135500j:plain

 

GW終了

長かったGWの終了は国道周辺の喧騒をあっという間に消し去り、自宅付近のクルマの流れもようやく日常を取り戻した。

世間が落ち着いたのを確信すると、外出意欲が沸々と湧いてくる。


伊予市中山町の山中からの眺望。
昨夜から夜明け近くまで降り続いた雨が嘘のような快晴f:id:YBR125K:20190508213803j:plain

これから梅雨入りまでの束の間、今まで行ったことのないあちこちの脇道に入り込んでみようと思うf:id:YBR125K:20190508214049j:plain

 

休肝日

午後から雨の予報だったので、今日は外出をあきらめ自宅でだらだら過ごした。
今月初めから先週まで、近年まれに見るほどの花見三昧だったが、桜はこの雨で残らず散ってしまうことだろう。

今週末から始まるGW休暇中は、人混みと交通渋滞から逃れるため一貫して自宅待機を決め込む。

アマゾンプライムビデオの視聴と買い溜めた文庫本を読むことで日々を消化することになる。

 このところ、休肝日なく酒を飲んでいるせいか少し胃の調子が悪い。
今日は飲まずに早めに寝る