徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

強行周遊その1

ゴールを鳥取県湯梨浜町の東郷湖辺りにすることを漠然と決め、朝9時半に宇野港から岡山市内に向けて出発。
結局、宇野港岡山市津山市奥津温泉郷〜苫田ダム人形峠三朝温泉街〜三徳山投入堂見物〜東郷ダム〜燕趙園〜国道179号線〜国道53号線〜国道2号線岡山バイパス〜玉島バイパス〜赤坂バイパス〜しまなみ海道国道11号線で深夜2時半過ぎに帰宅。

結果的に、一日の走行距離としては過去最高の652kmを走破する強行スケジュールになった。
宇野港に到着した朝9時半前から翌日深夜まで食事時間と休憩時間を除いても丸24時間以上運転していたことになる。

さすがに今朝は起きるのが辛かったが、こんな日に限って仕事が忙しい。終業まで持ちこたえるため、昼食後に栄養ドリンクを飲んだ。
かなり以前のタイヤのCMに「走っても走っても走りたいです」というのがあったが、年に数回まさにそんな気分になる。
これでしばらく治まればよいが…。


天気予報通りの小雨が降りしきる中、高松港に到着。
慌ただしく乗船券を買い8時20分発の四国フェリーに乗り込むとすぐに車両甲板のゲートが閉まった。
どうやらぎりぎりで間に合ったようだ。
乗船時間が前回より1時間ほど早かったせいか車両甲板は隙間が目立つ。

宇高航路の四国フェリーには「伊予の湯」という風呂がある。

浴槽は1.5m×2m位の広さがあり、同時に3人程度の入浴が可能。
男女の別はないので女性が入る場合は入口ドアのフックに「いま女性が入っています」という看板を掲示することになっている。
前回に続き今回もトラックドライバーが主に利用しているようだった。
到着までの僅か1時間の間に、多数を占める男性客がいなくなった間隙を狙っての女性の入浴はかなり難しいと思われる。

宇野港から国道30号線〜国道2号線(山陽道)備前大橋を越えてしばらく走った辺りで脇道に入り、手持ち資料で国道374号線に分岐する伊部東交差点を確認。
フェリーを降りた頃は小雨がぱらついていたがこの頃になるとすっかり晴れ、やや暑さを感じて上着を脱いで走行。
画像は2号線と並走する山陽新幹線高架橋。

国道374号線で吉井川を遡り、
久米郡美咲町付近でやや早めの昼食を済ませる。
この辺りは昔から食事処が極端に少なく、選ぶ余地はあまりない。総じてやや高めのメニューから冷やし中華を注文。量は少なめだが美味かった。¥800也
店を出た後、高下交差点を左折し県道26号線方面に進行。吉井川を遡上しながら津山市内に向かう。

県道26号線〜国道53号〜県道394号線で津山市内を抜け、椿高下交差点を左折直進して国道179号線(出雲街道)を進行。
奥津渓バイパスより苫田ダムを望む

雲井山トンネルを抜けると、まもなく右手に久田神社が見えてくる

本殿正面の通路両側には、苫田ダム建設による水没地域から移転された石造物が並べられている。
久田神社

ダム建設のせいで長年の居場所を強制退去されられ複雑な表情の狛犬