徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

トップケースの交換

先日ネット検索していたら、スペインメーカーSHADのSH45が半額以下で販売されているのを見つけて衝動買いした。

購入したのは45Lタイプで、運用中の48Lタイプと比べると若干小さいが、この程度の差なら常時積載している物品のほぼすべてを収納できるであろうと判断した結果の購入だ。

3年前、YBR125K購入と同時に注文した純正リアキャリアは直径25mm程度のパイプで作られているため、GIVIを除いた大半のケースに付属する取り付け金具だけではマウントベースの安定装着が困難である。

予想通り付属のボルト類はすべて寸足らずだったので、最寄りのホームセンターでパイプ径25mmに対応するステンレス製のUボルト2本と60mm皿ネジを購入。
ステンレス皿ネジは50mmまでしか在庫がなかったのでやむを得ずユニクロ製にした。

パイプキャリアにちゃんと合っているかUボルトをキャリアに取り付けてみる。加工の際のねじれのせいで取り付け部分によってパイプ径が微妙に違う。

採寸したUボルトは不要な部分を高速カッターでカットする。
ネジ部分を切断するときは、事前にナットを入れておけばカットした後ナットを抜くことである程度ネジ山を修正することができるが、ダイスがあるに越したことはない。

付属の金属プレートのみを使用してUボルトを固定する。
この際使用するナットはダブルナットの下側をナイロンの回り止めが付いているものにし、適度に締付けてから通常タイプのナットを上に重ねて締める。
赤色のナイロンワッシャーが付いた皿ネジは後端固定用ボルト。

後部を固定する60mmボルトを留めるための座金をありあわせの部品に長穴を開けて製作する。板厚は5mmあるので強度は十分だ。
上端の切りかぎは、純正キャリアに溶接されたフック留めをかわすためだが、位置が左右で10mmほどずれているせいで深さはかなり違う。
さすがの中華品質だがYBR購入店での価格は¥7,800の定価販売だったと思う。

目立たないようにツヤ消しブラックで塗装した

付属の皿ネジ用樹脂ワッシャーを用いて60mmの皿ネジでマウントベース後部を先ほどの座金に回り止めナットで固定

フタをして出来上がり

ケース本体をベースに取り付けて作業完了。
鍵がなくてもケースが開けられる構造なので便利だ。
ケースの品質はGIVIと大差なさそうに見えるが、マウントベースの取り付けやすさはGIVIに軍配が上がる。

今もBIG1というショップがネットで販売しているRay's48Lケースは今ので2個目だが、ケース脱着の際、フタを開けて中に入っている物品をかき分け、ケースの底に付いた固定ネジを回すのが面倒という点を除けば十分使用に耐えるものであった。
ただ、付属のケース固定ネジはいかにも頼りなさそうなので購入早々自作のものと交換した。

宿泊ツーリング時以外、一切陽の当たらないガレージ内保管という使用状況ではあるがほぼ3年間の使用で目立った破損はみられなかった。
現在の販売価格は自身購入当時のほぼ半額なので、若干のチープさに目をつぶるなら十分にお買い得なモノである。
今回取り外したケースは、通勤用カブ90に取り付けて使う予定だ。

このところヤフオクでは細パイプタイプのキャリアが数多く出品されているので、ケースの取り付けを考えられている方はそちらのキャリアを選択するのもひとつの手だ。
ただ取り付け座面積がこの太パイプ製キャリヤより少し少なく見えるので、当方同様の大型ケースを取り付ける場合は多少の工夫が必要かもしれない。

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