徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

前組の八幡神社

仁淀川町方面から国道33号線を進行。御三戸交差点を県道212号方面に右折し途中を岩屋寺方面に左折して県道12号を直進。岩屋トンネルを過ぎてすぐ県道210号方面に右折。しばらく走るとさらに右折し県道341号方面に進行すると三叉路付近に前組の八幡神社がある。

神亀5年(728年)9月、伊豫国の太守、越智玉純が創祀し、延久元年(1069年)源頼義の命により越智親経が八幡宮を勧請したという。
弘安年間(1278年〜1287年)と天明年間(1781年〜1788年)に改築する。昭和20年拝殿焼失。昭和51年8月、屋根葺替え改修工事。

本殿は一回り大きな建物で屋根を含む周囲をすっぽりと囲まれて保護されている。

主祭神
気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
誉田別命(ほむだわけのみこと)
足仲比古命(たらしなかつひこのみこと)

気長足姫命は神功皇后
第14代仲哀天皇の皇后だが実在を疑う説も存在する。

足仲津比古命は仲哀天皇
日本武尊の第二子。母は第11代の垂仁天皇の皇女・両道入姫命(ふたじいりひめのみこと)。

誉田別尊は第15代の応神天皇
父は仲哀天皇、母は神功皇后

周囲に人の気配が全くない中、苔むした境内を見てまわる。拝殿内にはセンサーで作動するのか蛍光灯がぽつんと一つだけ点いていた。神社のある三叉路付近には廃屋と付随する納屋が一軒あるのみ。滞在時間中に県道を通行したクルマもいなかった。