総領町の岩屋洞窟
庄原市総領町で「遺跡群 岩屋洞窟 遺跡群岩屋堂岩陰」の案内看板に気づいてUターン。
道路の向かい側には「庄原さとやま体験」のノボリが風に揺れている。
【案内看板より】
この遺跡は、静岡大学藤田教授、廣島大学潮見助教授、上下高校服部教諭等の手で発掘調査され、石灰岩の角れきが多く含まれた粗製土器で、あわい条痕のあるものや、縄文のものなど、縄文語・晩期の土器片が出土しました。
岩陰は、上方の高さ十五米、奥行三米、長さ十五米あります。岩陰前には、黒目竹丸城主伊達美濃守行延の菩提寺松梅軒があり、その観音堂の棟札には、安政五年(一八五八)再建と記されていましたが、今は倒壊し昔の面影をしのぶことができません。
上方の洞窟は、奥行三十三・五米、下方の洞窟の奥行十四・九米あり、昔の人々が雨露をしのいでいたものと思われます。
しばらく前から管理放棄されているようで、岩陰前にあるお堂はもはや崩壊寸前
とりあえず右側の洞窟に入ってフラッシュ撮影。
左側の穴とは途中でつながっている
内部を撮影しているときヘルメットごしに頭をぶつけ、その拍子にカメラを下に落としてしまったが、今回も運よく柔らかい泥の上に落ちたので外装が少し汚れただけで無傷だった。
時刻が4時近くなってきた。
寄り道はこの辺にして帰路に就くことにする。
運用開始から丸4年が経過したが、愛車YBR125Kは積算距離が40,000kmを超えた現在も、たいした問題もなく走ってくれている。