徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

白井堰堤にて

菅生小学校を出たあと白井堰堤付近で食事休憩する

堰堤近くの道路端に立つ交通安全地蔵尊

【案内看板より】
白井堰堤は、吉野川最大の支川である祖谷川本川上流
に築造された、当事務所管内最大の砂防堰堤である。
この堰堤の上流域は、四国山脈の主峰剣山(標高1955m)にその源を発する祖谷川の水源地域で、荒廃が著しく、地質はみかぶ緑色岩類であるためぜい弱で、降雨のたびに山くずれや、地すべりが頻発し、そのために河床や、渓岸には不安定な土砂が大量に堆積している。またすぐ上流には大規模な地すべり地である「平谷」をはじめとして付近には地すべり地が随所でみられる。
当堰堤は、このような水源地域からの土砂の生産を抑制するとともに洪水時に一斉に流出してくる大量の土砂を調節することにより、下流地域に無害な状態で流送することを目的として設置したものである。
堰堤地点付近の地質は、みかぶ緑色岩類の北帯に相当し、主として輝緑岩、玄武岩、輝緑凝灰岩などの変成した変輝緑岩様の岩石からなっている。
当堰堤の築造は昭和51年5月に着手し、5年の歳月を要して昭和56年3月に完成した。施工にあたっては、堰堤左右岸の地質がぜい弱なため地すべり誘発の恐れがあったので、鋼管杭37本(Φ318.5mm L=12m〜18m)総延長618mのほか、土留よう壁工、法枠工等を施工した。
当堰堤に使用したコンクリート総量は約31000m延人員約26000人である。

国土交通省四国地方整備局 四国山地砂防事務所

地蔵尊の前を頻繁に行き交うダンプやトラック
この辺りはトラック1台で道幅一杯のため離合は不可能だ
道路から一段下の草地で休憩中に撮影

腹ごしらえが済んだので「かかしの里」名頃地区へ向かって走る