コスモスの咲き乱れる東祖谷名頃地区の「かかしの里」にやってきた
かたや農作業、かたや道路工事中のかかしが道端でお出迎え
木に登って果実を採っているのか
動きの表情が豊かなので背後から見ると人形には見えない。
山奥の集落でよく見かける凡百のいわゆる「かかし」とはレベルの違う作品群である
作業服の胸元には誇らしげに「剣建設㈲」の文字が
秋晴れのもとで手押し車に腰掛けて談笑する2人の老人
もちろんこれも人形だ
「かかしバス停」には老若男女が勢揃い
かつてはこの集落にもこんな賑わいがあったかも
ベンチに腰掛けた2人のおっさんがいい味を出している
バス停に1人離れて立つ、集落内で唯一意味不明なかかし
フルフェイスかぶって自転車?
人形の綺麗さから察すると毎日片付けられているのだろう。静寂の中に佇む人形達を見ているとなぜか懐かしさがこみ上げてくる。
ごきげんようさようなら