温泉町千谷の秋葉神社
鳥取方面に向かう国道9号線から県道262号方面に左折、「おもしろ昆虫化石館」前にある新温泉町民バス・八田コミュニティセンターバス停から道路を挟んだ向い側に、何やら案内看板があるのが目についた。
【案内看板より】
此の山腹には防火の神様を祀る「秋葉神社」がある。
抑々(そもそも)秋葉信仰は、火の神様として往昔より崇められた。
これを千谷村に祀るようになった由来は不詳であるが、口伝によれば、明治の初期、村内に大火があり、この近くに住む老人が火の粉をかぶりつつも家の入り口で、秋葉信仰の御神札(ごしんさつ・神社が頒布する護符)を捧げて祈り続けたところ、たちまちにして逆風が起こりその家は安泰であった。
これに拠り村人がその神威を崇め、この地に祠を建て勧請したものである。祭礼日は四月第三日曜日であり、当日は猩々(しょうじょう・中国の伝説上の動物)、獅子、榊が村中各戸を門付けして練り歩く。
山上からは千谷村の全貌を眺望することが出来る。
コンクリートの急な階段を上って神社の境内まで上がるとなるほど集落が一望できる。(画面上方が湯村温泉方面)
簡素な佇まいの「秋葉神社」拝殿