徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

関見台公園

フェリーは定刻通り早朝5:00に小倉港に到着。
小倉駅の脇を通って国道3号線に出て門司の関門トンネルに向かう。
入口ゲートで51cc〜125ccバイクの規定料金¥20を支払い下関市内に向けて走り出す。

早朝とはいえクルマの通行量は多く、トンネル内は排気ガスがこもっている。

初めての車載動画撮影だが、安物のカメラホルダーのせいか縦ブレがやや気になる。

まだ明けきらぬ薄暗がりの国道2号線を直進。
神戸製鋼前の印内交差点を右折し、国道9号線を下関マリンホテルの建物を目印に走り、6時過ぎに関見台公園入口に到着。

登り口の手前にバイクを駐め石段を上っていくと、朝焼けの中に浮かび上がるクジラの尾びれが見えてきた。

初めて会ったのが幼稚園の年長組の頃。
当時岩国市在住の叔母に案内され、母に手を引かれてこの水族館にやって来た。
2度目は12年前、下関水族館が海響館として移転リニューアルされる直前の頃である。
クジラは久々の再会を喜んでくれているように見えた。

【案内看板より】

くじら館(The Whale Building)

この建物は、昭和33年に建設されたもので、体長25m、重さ130tのシロナガスクジラ(Blue Whale)をモデルとして作成されました。
この地にあった下関水族館(昭和31年11月29日〜平成12年12月3日)のシンボル的存在で、捕鯨の基地として栄えた下関を象徴する建物です。

建物の概要

構 造 鉄筋コンクリート
設置年 昭和33年(1958年)
全 長 25m
面 積 129㎡
寄贈者 大洋漁業株式会社

THe Whale Building

This building was built in 1958 and was modeled after a Blue Whale that measured 25 meters in length and weighed 130 tons.
Now, it is a reminder of the former Shimonoseki Aquarium, which
stood on this site from November 29 1956 to December 3 2000.The whale building also symbolizes Shimonoseki's prosperous history as a whaling base.

記憶が確かであれば、この階段を登ってすぐ左側の壁面に設えられた棚に「リュウグウノツカイ」のホルマリン漬け標本が展示されていたはずだ。

クジラ館を見下ろせる関見台公園の一番高い場所から関門橋方向を望む。
画面中央は緊急搬送用ヘリポートを完備する関門医療センター、左奥は下関マリンホテル。

昨夜は早寝したので腹が減ってきた。
早朝営業しているファミレスを捜しながら次の目的に向け走り出す。