天草へ(その3)
ようやく夜が開け、一号橋がはっきり見えてきた。
前日確認した降水確率は0だったにもかかわらず今にも降り出しそうな曇天だ。
国の登録有形文化財 龍驤館(りゅうじょうかん)
1918年(大正7)、明治天皇の即位50周年を記念して当時の宇土郡教育会が頌徳記念館として建設
後方に見えるのは「浦島屋」
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の紀行文の舞台となった旅館の建物が移築されている
この付近は観光名所であると同時に、近隣住民の憩いの場所になっているらしく、夜明け間もない時間からどこからかクルマでやってきて埠頭を思い思いにそぞろ歩いている。
この付近で2時間半ほど時間をつぶした後、天草パールラインに向け出発した。