徘徊する魂   Traveling Alone ! 

四国と周辺地方をYBR125Kと徘徊中

琴弾公園にて(その2)

有明浜から象ケ鼻岩銭形展望台を目指して歩く道すがら…

大型ケージの中で飼われている2羽の孔雀f:id:YBR125K:20190208211808j:plain

【案内看板より】
  名水 山口の井戸

 大同年間(八〇六~八一〇)弘法大師が「観音寺」の住職をしておられたころ旱魃(ひでり)が続いて住民は飲み水にも難儀しておりました。大師はこれを哀れみ、この井戸を掘って住民を救ったと伝えられております。
 この井戸は、海岸に近いところにありますが、真水がこんこんと湧き、涸れることのない清水ともいわれ、水道が普及する昭和の初めまで多くの茶人や住民に飲料水として飲まれており、また、甘くてうまい水だったので、この水を汲んで売る水売りもあったといわれております。
 現在、井戸は東屋の下に保存され見ることはできませんが、井戸の水は前方の水取り場から取水することができます。
 なお、飲用される時は衛生確保のため一度沸かしてから飲むようにして下さい。
            香川県観音寺市f:id:YBR125K:20190208211937j:plain

【イノシシ出没情報の張り紙】f:id:YBR125K:20190208212232j:plain

こちらは木の幹に画鋲で留められている張り紙f:id:YBR125K:20190208212451j:plain

サロンパスを連想してしまうf:id:YBR125K:20190208212631j:plain

山茶花の木f:id:YBR125K:20190208214328j:plain

地面に敷き詰められたピンクの花びらf:id:YBR125K:20190208214536j:plain

【案内看板より】

浴日館(よくじつかん)

 ここには、かつて浴日館という古い建物がありました。明治三十三年六月二十日、日赤県支部総会に出席のため来県された、当時の日赤総裁小松宮彰仁親王の宿舎として建てられたもので、しの葺一棟、檜皮葺(ひわだぶき)一棟のほか、浴室、随員室などがありました。
 この時親王が、「長潤浴日」の四文字を書かれたことから、「浴日館」の名前がつきました。
 その後一般に開放され、各種団体の会合に利用されるなど長く人々に親しまれていましたが、昭和五十二年、建物の老朽化に伴い取り壊され、その跡に現在の浴日館休憩所が建てられました。
 浴日館休憩所周辺は、琴弾山の麓の静かな松林で、山側に一部復元された庭の中には珍しい水琴窟も設けられ、風流な音を楽しむことが出来ます。
 また、例年四月下旬には、庭のミツバツツジが見事に咲き誇ります。

浴日館休憩所f:id:YBR125K:20190208213814j:plain

竹筒に耳を当てると風雅な滴りの音が聴こえる水琴窟f:id:YBR125K:20190208214101j:plain

 【案内看板より】

  水琴窟
 水琴窟は、手水鉢や蹲(つくばい)の排水部分に作られた一種の音響装置のようなもので、江戸時代中期に考案されたと伝えられています。 
 地中に埋められた瓶(かめ)の中に落ちた水滴が水面を打つ音が、琴を奏でるような風雅な音色であるところからこの名がついたと言われています。
 穴に耳を近づけて、心静かに「音」を楽しんでください。f:id:YBR125K:20190208215121j:plain