スプロケットとチェーンの交換
左が41,000km余り使用したドライブスプロケット
何度かひっくり返して使用したので、歯の付け根部分の側面が表裏まんべんなくチェーンによって研磨されているが、刃先や谷の部分に摩耗は見られない。
使おうと思えばまだ問題なく使用できるレベルだが、今回はスプロケットの状態にかかわらず交換することに決めている。
ドライブスプロケットと共に新車時から無交換だったスプロケットホルダー。こちらも裏表共に使用したが、やや柔らかいスチール製なのでスプラインと嵌合する爪部分が摩耗している。
左が交換用に用意したXT225用のスプロケットホルダー(5H0-17456-00)
ステンレス製なので長寿命が期待できるが、ボルト穴が外側に寄りすぎていてこのままでは取り付けできない。そのため電動ドリルに超硬タングステン製の研磨用ビットを装着してホルダーのセット穴の内側を1.5mmずつ削って長穴に加工した。
ドライブチェーン早期交換と注油の効用については今まで何度も力説したため割愛、ブログ容量節約のため画像も結合。
画像左上が41,000km超を走行したドリブンスプロケットの表側。
新品と重ねてみても摩耗箇所は見当たらない。
左下は裏面。ドライブ側と同じく歯の付け根付近がチェーンによって研磨されたようになっているがこれも噛み合わせに支障をきたすものではない。
このまま使い続けてもいいが、裏返してクラッチハブにセットすれば100,000km無交換でも問題ないと思う。
右上は取り外す前のドリブンスプロケットで、下が新しいスプロケットをセットしてボルトの回り止め完了の図。
長期保管したせいでサビが薄く浮いておりどちらが新品なのかわからない。
今回は純正のKMC製ではなく、メーカー名同様、純正品と似たような価格で入手した画像のKCM製の120Lノンシールチェーンを使ってみる。
こちらは彼の国ではなく日本メーカー(加賀工業)の製品だ。