マフラーの再塗装
忙しかった仕事もやっと落ち着いてきた。
ツーリングシーズンに向けて若干の化粧直しを思い立ち、サビが目立ってきたマフラーを再塗装するため車体から取り外した。
以前に部分補修したことはあるが、今回は錆びた部分をすべて剥離しマフラー全体を塗装するためヒートガードを取り外す。
冬場道路に撒かれた融雪剤の影響もあり、前回の補修から2年程度で薄い錆がはびこっている。
時間を節約するため電動ドリルにカップ型のワイヤーブラシを装着。
ディスクグラインダーに比べ、回転が遅いため金属面を削り過ぎるリスクが少ない上、グラインダーでは不可能なリバース(逆回転)が可能なのでワイヤー部分に回転グセがつきにくいので長く使える。
#240程度のスコッチブライトでマフラー塗装面をくまなく磨く。
丸々30分以上作業を続けた後、磨き残しはないか各部を点検。
満足したらシリコンオフ代わりにパーツクリーナーを染み込ませたウエスで油分を拭き取り、研磨ダスト等をエアガンで吹き飛ばしてから耐熱ペイントで塗装を開始。
ガレージの天井梁からぶら下げた針金にマフラーをくくりつけ、乾いたら塗るを数回繰り返す。
結局300mlの耐熱スプレー1本を使い切った。
ついでに、カーボン清掃時に排気管内に指を入れると引っかかっていた溶接スパッターを研磨用ビットで削り取る
マフラー本体が新品同様になったので、ヒートガード(大きい方のみ)も新品に交換。
オリジナル塗装と比べるとやや艶があり黒さが目立つ。
これで気分一新して花粉とPM2.5まみれの春霞の中へ走り出せる。